文芸研究Ⅱ 下原ゼミ通信No197

公開日: 

日本大学芸術学部文芸学科     2012年(平成24年)7月23日発行
文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.197
BUNGEIKENKYU Ⅱ SHIMOHARAZEMI TSUSHIN
                              

編集発行人 下原敏彦

                              
4/16 4/23 5/7 5/14 5/21 5/28 6/4 6/11 6/18 6/25 7/2 7/23
  
2012年、読書と創作の旅
7・23下原ゼミ
7月23日(月)の下原ゼミは、下記の要領で行います。文ゼミ2教室
1. 出欠・配布  → 前回ゼミ報告・班長報告「ゼミ合宿」
2.  ゼミ雑誌作成について 編集委員、提案あれば
3.  前期目標評価 → 「書くこと」「読むこと」はどこまで
4.  ゼミ合宿前哨 → ドストエフスキーとギャンブル 学灯社
前期ゼミ最終日に想う
 前期ゼミも、いよいよ本日が最後となった。前期目標だった「書くこと」「読むこと」の習慣化は達成できただろうか。いずれも形や数値で表せるものではない。各自、胸にきいてみる他ない。が、前期における11名の出欠状況は、このようであった。
ほとんど出席(1~2日欠席者含む)4名  皆勤1名
ときどき欠席(3~4日欠席者含む)4名
ときどき出席(4~5日出席者含む)1名
ほとんど欠席(2日のみ出席)   2名
前期、休みがちの人に
 文芸学科で学ぶ目的は何か。多くの学生は、書く職業人になりたい、という。つまり作家になりたいということだ。が、そのためには天才でない限り、努力が必要である。何事も人の倍はやらなければならない。プロ野球選手ならキャッチボールを何百倍も、マラソン選手なら何十倍も走らなければならない。たとえ、それを果たしたとしても夢かなうというものでもない。だが、それをやらない限り夢は近づいてこない。
作家、ジャーナリストを夢みて、せっかく文芸学科にはいっても、近づくための訓練、練習をしない限り、夢は夢に終わる。作家を目指さなくとも「書くこと」「読むこと」は、重要だ。何の職業についても要求される。そして、それが人生を左右したりもする。そのことを、きっと知るときがます。これからでもまだ遅くはありません。いまからでも本業を思い出し、しっかり目的に向かって歩んでくれることを願うばかりです。


課題は、人のためならず。すべて自分のためです。単位が気になる人もいるかと思いますが、前期はじめに書いたように、下原ゼミの最終目標は「個人の完成」です。大学という自由の学舎にいるあいだに、ぜひ、完成させてください。
 文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.197―――――――― 2 ―――――――――――――
ゼミ雑誌編集委員からのお知らせ
 7月2日ゼミ、ゼミ雑誌作成計画について、編集委員の石川舞花さんは編集会議をもちました。いくつかの重要事項が決定しました。が、欠席者が半数だったため、石川さんは、後日、メールで全員に配信しました。
※ゼミ雑誌は、大きな目安となります。とくに出席の少ないひと。提出課題の少ないひとは、ゼミ雑誌に作品がないと評価のしようもありません。合宿不参加同様、重大な結果を招くことにもなります。なによりも優先課題として協力ください。
7月2日の決定事項     石川舞花さんメールにて配信
・ゼミ誌原稿締め切り → 9月24日正午12:00まで
・送り方 →  以下の2つのアドレスに1通ずつ送ること。2のアドレスはゼミ専用です。
1.maika199267@yahoo.co.jp
2.shimohara2012@yahoo.co.jp
パスワード:2012zemi
〈書式〉
件名を「下原ゼミ」とする。氏名・学生番号・個人作品タイトル・ゼミ誌のタイトル案を明記のこと。作品はワード添付とする。字は10.5ポイントとし、縦書き。
・添付ファイル  → 個人作品(小説)と車内観察作品
・個人作品  → 400字×26枚~30枚相当を上記の書式で。
・車内観察 → 600~700字又は、200字以内を2点。書式は上記。
*作品は9月24日のゼミに印刷して持参。
・ゼミ誌タイトルについて
ゼミ誌は、テレビ番組の番組表をイメージした目次に。作品が集まった後、ジャンル(ドラマ・教育…等)を決める。そのため、タイトルはテレビを意識したものを。
お知らせは以上です。
尚、締め切りの延長は一切ありません。未提出の方はゼミ誌掲載ナシとなります。
一言で構いませんので、確認の為このアドレスに返信をお願いします。ご意見等ありましたら、そちらもお待ちしています。
原稿 9月24日(月)4時限目回収 締切厳守 !!
延長は、一切ありません。必ず提出してください。
                              
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ゼミ合宿    軽井沢・ゼミ合宿について
8月1日(水)~8月2日(木)軽井沢・日大施設
〈 7月2日時点での出席者 〉
 この日、班長・梅津瑞樹君は、最終、参加者を募った。この日、出席することを表明した人は、以下の皆さんです。
・古谷麻依さん ・志村成美さん ・鞆津正紀さん ・梅津瑞樹さん
ゼミ合宿は、授業の一環です。交通費・宿泊費は支給されます。出席の人は、銀行振込書類を、梅津班長に提出ください。
現在のところ参加者は、過去最少の記録です。が、ドストエフスキー作品をマラソン読書するには、最適な人数です。過去、最小で5名のときがありました。そのとき参加の一人T君が拙書『ドストエフスキーを読みつづけて』に寄せた感想を紹介します。
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「夏のゼミ合宿、そのメインイベントたる「ドストエフスキー体験」5人のメンバーで一晩かけて読破したリレー朗読会の題材が・・・私が人生で初めて読み切った、思い出のドストエフスキー作品なのです。文章を肉声へ載せる事で、私たちはそれを質量として対峙します。想像力だけでよんでいた小説が、直に身体へ肉薄してきた瞬間。・・・」(高橋亨平)
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大学生活の思い出に、読書することの思い出に、時空を超えての体験の結果を知る為に
参加のススメ : 後藤啓介、石川舞花、根本留加、矢代羽衣子、吉岡未歩、小妻泰宗、
山野詩門
マラソン読書の作品・旅行程
 マラソン読書する作品は、当日、現地で配布します。お楽しみに
〈旅行程予定〉
・8月1日(水) 待ち合わせ場所 1.東京駅(銀の鈴)・2.軽井沢駅改札・3.日大施設内
・集合時間(場所によって以下の計画時間から逆算)昼食は車中か軽井沢駅付近(例)
〈ゼミ合宿開始〉
・午後1時30分 →    午後1時50分 準備体操
・マラソン読書(出発)  午後2時00分スタート → 休憩5時00分
・夕食・お風呂・懇親会  午後6時00分 → 9時30分
・マラソン読書(再出発) 午後10時00分 → 
・休憩          午前0時~15分 
・マラソン読書・ゴール  午前0時15分スタート → 2時30分 ゴール 就寝
軽井沢、時空体験への旅 
1845年5月6日未明。ロシア・ペテルブルグで起きた衝撃的文学出来事。若き作家と詩人二人の感動体験は、果たして真実だったのか。 ?! その真相を2012年8月1日、日本の軽井沢で時空体験する。19世紀の白夜のペテルブルグの街に降り立ったゼミ合宿参加の諸君。無事帰還できるだろうか。衝撃か、退屈か、感動か。君が人生の時の思い出は。
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2012年、読書と創作の旅・前期の記録
「書くこと」「読むこと」の習慣化を目指して
月曜日5時限目ゼミの記録 (文ゼミ2教室)
□4月16日 参加8名、ゼミ説明 はじめての試みとして紙芝居風の紹介にした。が、DVDの取扱に戸惑ったりして反応はイマイチだった。伝わっただろうかの懸念。
 しかし、後日、13名の希望カード届く。(1名辞退)
□4月23日 12名、自己紹介、班長・ゼミ誌作成委員選出 テキスト読み
司会=梅津瑞樹
出席=梅津、後藤、鞆津、山野、小妻、小野澤、吉岡、矢代、根本、石川、志村、古谷
読み=テキスト『菜の花と小娘』、嘉納治五郎「精読と多読」、編集室「読書のススメ」
撮影=1年間無事の旅を祈願して全員で写真撮影。
読むことの習慣化 → 『菜の花と小娘』
書くこと=「課題1.愛読書」 → 根本、志村、石川、梅津、山野、古谷
課題2.自分について」 → 根本、志村、石川、梅津、山野、古谷
「課題3.憲法問題」 → 梅津、石川、山野、
     「課題4.『菜の花と小娘』感想」→ 梅津、石川、山野
      
□5月7日 5名、届2名 ゼミ合宿の件 課題発表 テキスト読み
司会=吉岡未歩
出席=吉岡、根本、石川、志村、古谷 届出=矢代、鞆津
討議=ゼミ合宿の有無決め。次ゼミ5・14に持ち越し
発表=ゼミ通信188号掲載分
読むことの習慣化 → 『ある朝』
書くことの日常化 → 『ある朝』感想 課題9~10
□5月14日 8名 ゼミ合宿採決 課題発表 テキスト読み
司会=古谷麻依
出席=梅津、鞆津、吉岡、矢代、根本、志村、石川、古谷
発表=「ゼミ通信189」掲載分
読むことの習慣化=テキスト『夫婦』『網走まで』
書くことの習慣化=配布→テキスト感想・創作 「車窓観察」、「車内・一日観察」
□5月21日 5名 1名病欠 課題発表 人生相談、
司会進行=鞆津正紀
出席=鞆津、吉岡、志村、石川、古谷
読むことの習慣化=提出課題読み
客観性を育てる=人生相談「元気をだせるには」
書くことの習慣化=課題15~17配布
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□5月28日 6名 ゼミ雑誌ガイダンス報告、ゼミ合宿について、解釈・国語問題
ゼミ誌ガイダンス報告=石川舞花 構成企画案=後藤啓介
出席=梅津、鞆津、後藤、志村、石川、古谷
課題配布=18・19・20
□6月4日 4名 課題の読みと感想。テキスト関連作品の読み
司会進行=石川舞花
出席=吉岡、根本、石川、古谷
読むことの習慣化=テキスト関連で、夏目漱石『三四郎』の車内観察の部分。
課題配布=21・22・23
□6月11日 7名 ゼミ誌・ゼミ合宿報告、課題報告、テキスト読み
司会進行=志村成美
出席=梅津、鞆津、後藤、志村、石川、古谷、矢代
ゼミ合宿(梅津)=第一(8/1~8/2)、第二(8/8~8/9)希望を申請
ゼミ誌編集報告=構想中、後半にタイトル、版などを決めていく
課題報告=読みと評・感想
テキスト読み=『出来事』百年前の車内観察。当時の日本語を知る。
課題配布=24・25・26
□6月18日 6名 ゼミ合宿報告、8月1日~2日決定、軽井沢。課題報告
 ゼミ人数11名と確認、12名だったたが、この日1名離脱判明。
司会進行=吉岡未歩
出席=後藤、鞆津、吉岡、志村、古谷、石川
課題報告=観察作品、「振り込め詐欺」「隣人トラブル」についての感想
課題配布=27・28・29
□6月25日 3名 ゼミ合宿について(梅津班長)ゼミ誌会議は先送り
司会進行=全員(参加者が少なかった為)
出席=梅津、鞆津、石川
課題報告=なし(ゼミ合宿、ゼミ誌の話合い)
書くことの習慣化=課題30・31・32
読む事の習慣化=『空中ブランコに乗った大胆な青年』サローヤン
□7月2日 
司会進行=石川舞花 ゼミ雑誌作成会議・議長として進める
出席者=梅津、鞆津、志村、古谷、石川
ゼミ合宿について=梅津班長各人にメール連絡。2名不参加を即答。
「2012年、読書と創作の旅」前半は、本日23日で終了の運びとなった。「読むこと」、「書くこと」の習慣化を目指しての旅だったが、少しは身についただろうか。
□7月23日予定 ゼミ雑誌作成について・ゼミ合宿集合場所時間について。
最後の観察、自分観察テキスト「濠端の住まい」、私の夏休み計画。読書のススメ
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書くことの習慣化を目指して
課題一覧
書くことの習慣化を目指して授業では毎回、課題をだした。提出状況は、様々だったが、課題内容は、以下の通りだった。(課題用紙約125枚)
課題1.  愛読書(映画・芝居も含む)はありますか。
課題2.  自分の趣味・興未の紹介。
課題3.  5月3日憲法記念日に寄せて 第9条をどう思うか。
課題4.  テキスト『菜の花と小娘』感想。
課題5.  テキスト『菜の花と小娘』を模倣した作品を書く。
課題6.  自分の一日。
課題7.  車内観察、毎日乗車する電車観察。
課題8.  テキスト『或る朝』感想。
課題9.  新聞・「人生案内」への自分のアドバイス。「仕事や学校 毎日通えない」7点
課題10.  連休中の自分の一日。5点
課題11. テキスト『網走まで』と『夫婦』の感想。5点
課題12. 振り込め詐欺はなぜなくならないか。6点
課題13. テキスト『網走まで』の前後作を書いてみる。6点
課題14. 車内・自分観察。4点
課題15. 原子力発電所についてどう思っているか。廃炉か継続。1点
課題16. テキスト同時代作品『三四郎』の車内観察部分の感想。
課題17. 車内観察・自分観察。
課題18. テキスト『網走まで』の「網走」の謎。『帝國文学』没の原因。6点
課題19. テキスト『網走まで』の前編『上野まで』の創作。1点
課題20. 車内観察・自分観察。
課題21. あなたならどうする「知人を訪ねたが応答がない」「知のトラブル相談」。
課題22. 車内観察。
課題23. 自分の一日の記録。
課題24. 社会観察「オウム事件」についての感想。3点
課題25. テキスト『出来事』感想。
課題26. 自分の一日の記録
課題27. 車内観察。
課題28. 自分の一日の記録。
課題29. 社会観察「事件・政治・芸能」どれでも。
課題30. 車内観察。
課題31. 自分の一日観察。
課題32. 新聞・人生案内「息子が、大学を辞め料理人に」友人としアドバイス。
課題33. 私の夏休みは、こんなだった。(予定)
読むことの習慣化を目指して
音読一覧
読むことの習慣化を目指して、課題発表とテキスト読みを行った。前期、読むことができたテキストは次の通りです。『菜の花と小娘』『或る朝』『夫婦』『出来事』『網走まで』など。
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   課題発表(掲載できたものから順次)
課題提出率は、出席者に限って言えば、よいと思います。社会にでるとマスメディア関係はむろんですが、どんな業種の会社でも、期限付きか、即、提出を求められます。書くことの習慣化は、必ず役に立ちます。課題をしっかりこなして身につけましょう。
月曜日、5時限目のゼミ2教室はお金を支払って買った時間空間です。それ故に貴重です。
自分の一日の記録
課題31.「自分の一日」(6月25日提出)
〈鞆津正紀〉  ライブを聴きにいく
  (前編)駅までついてから、家に戻った。こうして自分の言動を改めて文章に書き起こすと来た道を戻ることの多いこと多いこと。よほどそそっかしいと見えて、その日もバスに乗り、電車の発車待ちをしているところで気付いた。整理券を家に忘れた。幸い時間に関しては持て余すほど余裕があったのだが、とにかく整理券なくして入場は出来ないので電車を諦
め、バスに乗り、家に戻って整理券を持ってからまたバスに乗り、電車に乗った。かくして電車は発車したわけだが、遅れてくる弟にメールで伝えたら笑われた。自分でもどうかしていると思う。もし時間ギリギリに出ていたら一巻の終わりだった。
 電車を乗り継ぎ、名古屋のいくつか手前、千種で降りる。元々この日は千種での用を片付けてから目的地に向かう予定だったが、偶然にも目的地へは千種で地下鉄に乗り換えるルートが一番近いということだったので、時間ギリギリまで千種にいる予定だった。用事というのが予備校への顔出しである。前日、名古屋についてすぐにそこへ寄ったら、会うべき人物が欠席というので、翌日である今日、改めて向かったというわけだ。
 浪人時代に世話になった担任は元気そうで、毎年入れ替わる学生と顔を合わせている彼女は俺のことなどとうに忘れているかと思ったが、意外にも覚えていた。どうも恩師も俺の事を未だに話題に出してくれるそうだ。彼にメールを送っても返ってこない旨を伝えると、メールを返さないわけがない、何かのミスだろうと言われて、彼の東京での勤め先を渡された。予備校の講師というのは驚くべき事に、全国を飛び回っているのである。以前、毎日新幹線というのも当たり前だと聞いたように思う。彼も例に漏れず、名古屋やら東京やら多くの支部で活躍していた。世話になった礼も言えていないので今度会いに行こうと思う。
 彼女とは長く話す予定だったのだが、この後予定かあるから、と言われて早めに切り上げることになった。時刻は二時過ぎで、四時までに目的地へ行っていればいい俺にとっては大分早い時間であった。しかし、することもないと思い、のんびりコンビニに立ち寄ると、パンをつまんで地下鉄に乗り、一駅隣の今池(いまいけ)まで行った。
 三番出口から顔を出すと、もうそこが目的地・ボトムラインである。開場・六時十五分のさらに前、四時からのグッズ販売に合わせてきたつもりだった。実は今回の目的は、あるアーティストのソロライブである。人気は低迷したとは言えかつて名を馳せたアーティスト。グッズともなればそれはもう長蛇の列の最後尾に並ばなければならないと覚悟していたが、そこにはまだ列らしい列も見えなかった。慌てて弟にメールを連打した。どうしようだの、列が無いだの、助けてだの。返ってきたメールには『知らん』と一言。兄としての威厳も何もない。めまぐるしく出入りするスタッフ以外に人が一人扉の脇に立ってい
たので、彼女の後ろに並ぶのもまあいいかも知れないと思った。しかしもし彼女がスタッフで仕事中だったら、ぼけっと突っ立つ俺を見たスタッフに「邪魔だからどけ」と言われたらと思うと、二の足を踏んでいた。だって大好きなア
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ーティストにスタッフが、「こんな奴がいた」と文句を言うかも知れないじゃないか。彼もまた「それはいけない」というかも知れない。面識などないけれど、彼の機嫌を損ねるわけにもいかないとどうしても思ってしまうのだ。
 結局日陰に入ることを装い、彼女の後ろに並ぶ。メールを打ち、イヤフォンで音楽を聴き続ける彼女に声をかけるのは何となく躊躇われるので、振り向いたら声をかけようと心にゆるく誓い、ぼんやりと待つ。そのうち、彼女は振り返った。目があう。それじゃあなんて話しかけようかな、ともたもたしている間に、向こうから話しかけられてしまった。相変わらず情けない。
 黒服の女は、やはりグッズ販売の列を成すファンであった。彼が前のユニットを解散する以前、さらに言うと大体結成当時からのファンなのだとか。ここ数年でファンになり、直後にユニットの解散を知らされ愕然としていた俺とは天地も差がある。さらに何とオフィシャルファンクラブの方である。入ろうと思えば俺にだって入れるのだが、何となく入っていない。そんな、彼のファンクラブのお方である。神様に会う前に天使にでも会った気分だ。イ可せ古株で、しかもオフィシャルの方、なのであるからして。結局彼女とは連絡先も交換して、グッズ販売開始まで喋り続けていた。どうも俺が会場につく直前に彼が会
場入りしたらしいと聞いて悔しがったりもした。
 弟が学校で遅れ、さらに人身事故でダイヤを乱す電車に足止めを食らう間、俺は自分の分と、それから弟から頼まれていた分のグッズを買いそろえて、一回五百円のくじを五回引いていた。結論から言うと、サイン入りのレアなグッズはあたらなかったのだが、まあ全四等の内三等が二回当たったからよしとしよう。弟は何度やっても四等止まりだったので、二回当てた内の三等を一つくれてやった。勿論タダとは言わない。五百円と交換である。当然である。
 チケットと別にドリンク代五百円を搾り取られ太だ。グッズと会わせてすっかり軽くなった財布をしまって会場に入る。殆ど初めてのライブ。弟に便乗したとは言え、自分で行くと決めたライブとしては初めて。好きなアーティストのライブに行くのは初めて。芸能人を生で見るのも初めて、全部の曲を頭に叩き込んでから臨むライブも初めてということで本当に始まる前から興奮しっぱなしであった。勝手もわからず、不安でもあった。会場に入ってからは、最初はどんな曲だろうとか、この曲ははずせないとか、差し込むならいつだとか、そんなことを話しあいながら弟と盛り上がり、時間を潰す。
 椅子もない狭い会場、薄暗い中でステージに現れた人影が動くのを見ながら、曲が始まるのを今か今かと待ち続ける。ライブというのは、多分映画館と同じである。しばらく適当な曲が流れていて、準備ができたら幕が上がるようにさらっと始まるらしい。しばらく音の調整などで楽器を鳴らしていたが、やがてリズミカルな曲が流れてきて、スポットライトが彼を照らした時に観客が声を上げてライブが始まった。
(後編)
あるアーティストのライブに行った。とんでもなく遠い豆粒のような彼を覚悟していたのだけれど、実際に見た彼は思ったより断然近かった。あまり目測は得意ではないけれど、昔泳いだ二十五メートルプールの向こう側にいた人の方が、這かに遠かった。十メートルくらいだろうか。五百人程度の観客の内、俺の入場順は三百の後半であったが、それでも彼の顔はよく見えた。一曲目が始まり、初めて肌で彼の声を感じると、自分の身体がとても重く感じた。足の裏がべったりと床に張り付いていて、とても悔しく思う。始まってすぐに雰囲気に乗れれば良かったのに。そんな風にはならなくて、サイリウムを振りながら、
ぼんやりと彼のことを見ているだけだった。彼のリリースしたCDの内、持っていないCDはない。ライブ限定、なんて言われない限り知らない曲はない。それでも何だか自分だけ少し沈んでいる感じがした。
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 三曲やったところで挨拶ついでのMCが始まった。ツアー最初の公演がその日だったのだが。彼曰く最初は特別らしい。お互い探り探りで面白いよね、と言っていた。そんな彼のライブ初日、序盤は恒例の歌詞忘れが続く。ファンは彼の抜けてるところを温かく受け入れて、彼も彼でMCになる度に、「歌詞が出てこなかったら一緒に歌って助けてね」と半ば真剣にお願いをしていたりして。プロなわけだし、本当は歌詞を忘れたらいけないんだろうけど、そつなくこなされるより何となく好感が持てるし、観客との対話がある分こちらも入りやすくて本当に楽しかった。
 そんな調子でライブは続くけれど、中盤以降、彼の喉の調子はどんどん悪くなって、申し訳なさそうにしていることが多かっか。いつもはもっと茶目っ気たっぷりで、イタズラめいた冗談や、ファンをからかう様子を見せているというのに、失礼なようだが珍しく真面目な調子でやっていたように思う。日頃は偉そうな態度を売りにしているようなところもあるけれど、きっとファンを凄く大切にしている人なのだと思う。俺は彼を心配こそすれ、責めるつもりは全くなかった。むしろ調子が悪い中、中止にせずにこうして開催してくれたことを本当に嬉しく思った。彼は以前にも喉を患っている。そのせいで当時、絶頂
の勢いを失い、人気の舞台から落っこちたと言っても過言ではない。思ってはいけないことかも知れないけれど、彼は喉さえ患わせなければ今でもミュージックステーションや何かにちょこちょこ顔を出していたのではないかと思う。そんな彼なのに、また喉の調子がよくない。平気だから心配するなと言っていた彼だけど、ファンとして純粋に心配しないわけにはいかなかった。
 一通り終わって、アンコールがかかると、彼は出てこないで、バンドメンバーが揃っていた。バンドのサポートをしてくれている彼の後輩が、一曲パフォーマンスをするという。おいおいお前のライブじゃないだろ、とも思ったが、ブーイング飛ばすほど嫌でもなく、また以前から名前だけ知っていてその日実際に見た彼は、とても好青年に見えたので。せっかくだし聞いてみることにした。その歌は意外と悪くなかった。CD買おうかな、なんて 思うほど良かった。曲の途中で彼もこそっと戻ってきて、また軽く冗談を飛ばしている。意外な発見があったからかも知れないが、始まったアンコールはとても楽しかった。ライブ中に一番好きな、でも以前のユニットでの曲を披露してくれたこともあり、本当に嬉しくなっていた。その頃には人の頭の隙間から見える彼は凄く身近に感じたし、足の裏も床からは剥がれていた。
 最後の曲が終わって、ステージ上の人達が帰って行く。流れているのは最新アルバム収録の一曲のインストゥルメンタルだったのだけれど、帰ろうとする彼を引き留めるみたいに、ファンがみんなで合唱していた。彼は結局ワンコーラス全部終わるまで待ってくれていて、最後涙ながらに礼を言って帰って行った。軽薄なギャラでアピールして適当人間を唄っているくせに、どうも涙もろいのも彼の魅力の一つだと考える。
 ライブ終了のアナウンスが流れたので、弟を連れて外に出た。帰りは地下鉄も混むことがわかっていたし、最初の悔しさもあったので彼が出てくるのを待った。所謂出待ちという奴である。三十分以上待ち続けて、彼が出てくる。カメラが回っている時はファンに軽口叩いてばかりの彼なのに、ファンに「ありがとう」なんて、いい顔で帰っていく姿を見られたのはライブを見に来たことでの大きな収穫の一つだ。
 帰りの電車はくたくただった。弟とああだこうだとライブに関する議論をしながら、腹が減ったと文句を言い合った。久しぶりに実のある一日だったと思う。ライブに行く前から迷っていたことではあったが、せっかく楽しい一日を過ごせたので、この体験を書き残して提出物の数を稼ごうと思う。
 
追記。翌日、ライブの特設ウエブサイトを見ると、ライブの様子が写真に撮られていたらしく、そこに掲載されていた。ステージを見つめる観客が写っていたのだが、写真の端に判然としないが、どうも俺らしき顔が写っていた。公式
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サイトにファンの様子をとった写真が載っていて、そこに自分が含まれている。何だか公式にファンとしてカウントされているみたいで、それが凄く嬉しかった。
□仲良し兄弟が微笑ましいですね。
課題30.「車内観察」(6月25日提出)
〈鞆津正紀〉      新幹線車中の出来事
窓の外がものすごい勢いで通り過ぎていく車内。ノートパソコンを開いて、かたかたと
小説を書いていた。東京へ向かう東海道新幹線・のぞみ45号の6号車11番C席での出来
事だ。それは六号車の真ん中、三人掛けの通路側の席である。作業中はヘッドフォンで大
好きな音楽を聴いていたので、見知らぬ女が俺のシザーバッグにキャリーを引っかけよう
が、三歳頃の女の子が父親と共に横を通り過ぎようがあまり気にしないで居た。少なくと
もそれでヘッドフォンの音楽を止めるようなことはなかった。
 ここ五年ほどの帰省手段は全部700系かN700系なので、自分ではこの移動はすっかり
慣れたつもりだ。もっと言うと、一番執筆のはかどる場所が新幹線の中だと思うほど。新
幹線なんていつも代わり映えしないと感じていたが、今日は初めて車椅子の乗客に出くわ
した。新横浜を出てしばらく経ってからのことだった。
 人の話を盗み聞く趣味はない。少なくともそういう態度は好きになれないので、彼女を
見ても慌ててヘッドフォンを外すようなことは出来なかった。腰を悪くしたのか老衰か、
白髪の老婆は女性の乗務員に椅子を押されてやってきた。中年頃の女が後に続く。
 乗務員は俺の前の席(10番列)まで来ると、そこで彼女を降ろそうとするのだが、ここ
で手間取る。東海道新幹線700系の通路というのは、そう広く作られていない。少なくと
も一般車両はそうだ。車椅子を通路においてすれ違うのは至難の業。乗務員は彼女を降ろ
すために車椅子の前に行こうとするのだが、道が狭くてなかなか追い抜けない。乗務員は
やや悩んだ末、一度車体をめいっぱい左に寄せて、右側を無理に通り抜けた。周りのサラ
リーマンがみんなでその様子を見ている。見守っていればさぞ絵になったことだろうが、
奇異の眼でみるでもなく、見守るでもなく。ただ何とも中年らしい疑心とアブラに塗れた
目つきでそれをじっと見ている。
 丁度前の席、10番C席の男が立ち上がった。どうも三人掛け席の真ん中が、彼女の席ら
しい。いやしかし待って欲しい、ここで疑問が一つ。よく見るとA席には既に人が座って
いる。この列で空いているのはB席だけ。この中年の女性は一体どこへ座るのだろう。ま
さか車椅子でつかえていただけで、無関係の乗客なのか。確かにその可能性だって十分に
あった。だとすればこの状況で道が空くのを待って突っ立っているのだから、よほど鈍く
さい性格をしているに違いない。何となく彼女の連れに思えるのだが……。
 そのまま見ていると、どうも中年の女性の席は、そのさらに一つ前の列の真ん中らしい。
つまり9番B席である。とれなかったのか……、指定席はみんな埋まっていて、並んでと
ることが出来なかったのか。確かにサラリーマンには勝てないかも知れない。一人一人は
無関係かも知れないが、トータルで見ると車内での彼らの占有率はとてつもない。新幹線
で席をとる時はなかなか厄介な存在だ。これも一週間くらい前もって居れば連続で空いて
いる場所だってあったも知れないが。しかしたら彼女らは、土壇場で席をとったのか……。
事前予約が基本の我が家ではなかなか考えられないが、そういうことなのかも知れない。
と、ここで男が口を開く。残念ながら静かな車内、口を開けば皆に聞かれていたであろうその言葉を、俺は聞いていない。そう、ヘッドフォンだ。ヘッドフォンをしていたのだ。
ここでまさかヘッドフォンを外すわけにはいかない。それをしたら、明らかに聞こうとし
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て居るのがばれてしまう。こういうのはあくまでさりげなく、見て見ぬならぬ、聞いて聞
かぬふりをするから聞く権利があるのだ。わざわざそんな、聞き耳を立てるためにヘッド
フォンを外すだなんて……。そんな意地の悪い行動には走れない。そんな訳で男が何かを
乗務員に相談しているが、俺はその内容を聞き取ることが出来なかった。が、実を言うと
ヘッドフォンを外す必要はなかった。何せその内容は容易に想像がつくからだ。乗務員が
それを聞き返している。まさかダメなのか、この提案は許容されないとでもいうのか。い
やまさか、そんな。きっと聞き取れなかっただけだ、そうだろう? 男は周りを気にして
小声で話したに違いない。だから聞き取れなかったんだ、きっと。さすがエチケットマン
は違う。問題なのは乗務員だ。わかれよ、そこはわかれよ、空気を読めば何となく言いた
いことはわかるだろう。男は自分が前のB席に移動して、彼女の隣を女性に譲ろうと言っ
ていたのだ。
 二度、もしかしたら三度。男が何かを言って、中年の女性と話して胸ポケットからチケ
ットを出し合う。結局交換したのか否か、乗務員の了承を得られたらしく、男は9番のB
席へ移り、中年の女性が10番のC席に座った。
 なかなかの美談ではないか。正直、C席というのはなかなかいい席だ。通路側でトイレに
も行きやすいし、通行人さえ無視すれば足も出せるから楽だし、二人がけのD、E席と違
って真ん中は空くことも多いので、隣に人が居なくてのんびり、なんてこともザラだ、少
なくとも昼間の内は。現に今も俺の隣が空いている。そんな優良席を自ら譲り、左右ふさ
がれた男臭い三人席真ん中へ行く。勇者だ、彼に対して車内で拍手が起こってもいいくら
いである、誰もそんなことをしていなかったが。
 別に大げさな美談だとも思わなかったが、なかなか気に入った風景だった。車椅子を持
って乗務員が去っていく。一件落着、これでこの彼女と中年の女性はゆっくり隣に座って
旅ができるだろうーーと思いきや。待って欲しい、ここで唐突に謎の紳士が現れた。誰だ、この人は。突然現れて二人に親しげに声をかけて……。馬鹿な、中年の女性がここにきて、席を譲った。では女性はどこに。だって一番若いんだし、世話のためにも彼女についていなきや……。俺はその三人の様子を見てただただパニックに陥り、女性の動向を注視していた。
 結論から言うと、彼女は立っていた。椅子の取っ手に捕まっていたのだ。新幹線の椅子
の背もたれには、取っ手がついている。これは車両が動いている間に人が移動する場合手
すりとして捕まることができる他、新幹線が折り返す場合には、進行方向に応じて椅子の
向きをぐるっと180度回すのに役立つ。停車中、ロックの外された椅子が次々乗務員によ
って回転される様は、神様が歩く度にその足跡に花が咲く様子に似ている。とにかく見事
に回る。死ぬまでに一度は見て損はない光景だ。勿論見たからといって別に得るものもな
いけれど。
 さてそんな素敵な取っ手に、中年の女性は捕まっていた。ずっとそのまま立っている。
直ぐ後に乗車券の確認もあったのだが、とにかくずっと立っていた。今この瞬間、俺が文
章を打っている間も彼女は立ち続けている。座れる場所もなければ、先はどの男性のよう
に席を譲る者もいない。それもそのはず、この周囲で空いている席と言えば、車椅子に乗
っていた彼女の真後ろ。つまり俺の隣くらいだ。では俺が自ら席を譲るなり隣に招くなり
すればいいのだが、これがなかなか出来ない。
 申し訳ないようだが、さっき書いた通りである。C席というのは本当にいい席だからだ。
□新幹線の座席指定。座る席、いつも気になります。2人ならDかE。一人ならCかDが
いいですね。よく観察しました。
【お詫び】、提出された課題原稿、全部、掲載できませんでした。「夏休み特集号」にて掲載する予定です。未掲載分=「相談アドバイス」鞆津、梅津、石川。社会観察=石川。車内観察=石川、鞆津。テキスト感想=古谷。他です。
文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.197―――――――― 12 ――――――――――――――
土壌館ニュース
7~9日、文芸研究Ⅲ3学年、東北・秋田紀行ゼミ合宿無事終わる
 
文芸研究Ⅲの下原ゼミは、「熊谷元一研究」をすすめている。熊谷元一の知名度の薄さからゼミ生は少ないが、身軽さを活かして広く活動することにしている。その一環として、ゼミ合宿は郊外授業を兼ねて秋田角館行きにした。目的は、「秋田角館で開催される熊谷元一写真童画展を見に行く」。長野県の熊谷元一写真童画館職員・写真保存会・熊谷の教え子に同行。7日出発し平泉見学のあと花巻温泉に一泊、翌日は、宮沢賢治記念館、田沢湖見物。8日は秘湯・乳頭温泉で、関係者17名と親睦会。翌日9日は、記念館になった小学校見学し、最後に写真家・小松ひとみ氏「ぷかぷ館」で開催中の「熊谷元一展」を見学した。朝日新聞社・秋田支局の記者が取材。10日朝日新聞秋田版に3段見出して掲載される。
 強行軍だったが、見どころ満載の有意義なゼミ合宿となった。成果はゼミ誌として。
土壌館・柔道の部、船橋市平成23年度体育功労賞に推薦 !
 土壌館は、本ゼミで創作道場を開いているが、柔道の部として地域の青少年育成を目的として町道場を開いている。28年つづけてきたことが認められ功労賞を受けることに。この27日、船橋駅前ホテルで授賞式。
土壌館再建10周年を弟子開店のレストランで祝う
柔道の土壌館道場は10年前の大雪で倒壊寸前になった。新聞投稿がきっかけでテレビ番組で改築してもらった。あれから10年、道場はオンボロながらまだつづいている。当時、コック見習いだった弟子が、この7月11日から錦糸町駅前でレストランを開店することになった。そこで、開店と10周年を併せて祝った。集まったのは、10年前子供だった弟子たちだが、いまは大学生、社会人へとそれぞれ若者になっていた。
掲示板
課題 → 課題37、を配布 「続・私の夏休み」
編集室便り
○課題原稿、メールでも可 下記アドレス
□住所〒274-0825 船橋市前原西6-1-12-816 下原方『下原ゼミ通信』編集室
  メール: TEL・FAX:047-475-1582  toshihiko@shimohara.net
体に気をつけて、楽しい夏休みを !
ゼミ合宿参加の皆さん、軽井沢で会いましょう
書くことの習慣化・日常化を目指して7・23
                     
名前
課題37.「私の夏休み」(夏休みにやったこと、読んだ本など)
              
                                
                              
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