文芸研究Ⅱ 下原ゼミ通信No.222

公開日: 

日本大学藝術学部文芸学科     2013年(平成25年)7月8日発行
文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.222
BUNGEIKENKYU Ⅱ SHIMOHARAZEMI TSUSHIN
                             編集発行人 下原敏彦
                              
4/15 4/22 5/6 5/13 5/20 5/27 6/3 6/10 6/17 6/24 7/1  7/8
                 「2013年、読書と創作の旅」の皆さん
7・8下原ゼミ
 1.連絡事項 7・7郊外授業報告、ゼミ合宿供託金徴収
 2.課題報告・合評(観察&熊谷元一研究)
 3. いのち観察『城の崎にて』、名作紹介『あしながおじさん』
        
郊外授業・岩波書店創業百年展見学 
齋藤、嶋津さんら9名参加
 
 下原ゼミ文芸研究Ⅱは、7月7日(日)午後3時から郊外授業を実施した。場所は、銀座・教文館9階ウェンライトホール。内容は、岩波書店創業百年展の見学。
 下原ゼミからの参加者は、「下原ゼミ」ゼミ誌編集長の齋藤真由香さん、「熊谷元一研究誌」編集担当の嶋津きよらさん、下原の3名でした。
 『一年生』の被写体である28会からの参加者は、小川登志子さん、田中加つ子さん、加古淑子さん、戸塚美代子さん、原徹さん、下原康子の6名。
 終了後は、近くの居酒屋で交流会に参加「熊谷元一研究」を実践しました。
5日(金)岩波書店編集者によるギャラリートークに参加。
 5日午後6時からの岩波書店編集委員・の桑原涼氏によるギャラリートークがあった。ちなみに参加したのは読売新聞社編集委員の芥川好喜さんと下原。桑原氏は、写真文庫のレイアウトの経緯を説明した。米国の『ライフ』に端を発した。
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NHKドキュメンタリー『教え子たちの歳月』7月2日(火)再々放送
7月2日午前9時NHKアーカイブスは、昨年末再放送した『教え子たちの歳月』を再再放送した。1953年、ある山村の教師だった熊谷元一が、43年後の教え子たちを訪ね写真を撮る姿を追ったもの。『五十歳になった一年生』『還暦になった一年生』も紹介された。


文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.222 ―――――――― 2 ―――――――――――――
岩波書店創業百年展報告 熊谷元一作品3冊紹介(他3冊も)
岩波書店創業百年展の会場、教文館9Fのウエンライトホールには、主に岩波写真文庫の写真集が発行年数から順に展示されていた。
◆熊谷元一作品で展示されていた岩波写真文庫は、下記の作品です。
『かいこの村』1953年(昭和28年)出版
表紙のつり橋は、下原の実家のある部落と宿場町とを繋ぐ交通路。下原は、髙校まで、このつり橋を渡って通学した。写真の桑の入ったカゴを背負った人たちは、叔母一家。
『農村の婦人』1954年(昭和29年)出版
被写体と撮影者。その関係は、たいていは一瞬のシャッター音で終わる。が、熊谷は、常にそこからスタートする。本書が復刊されると知って熊谷は「直したいところがあるが」とこぼされた。写真の婦人に気の毒なところがあるからという。半世紀以上過ぎても忘れぬ被写体への配慮。そこに熊谷の写真の感動がある。(ひとくちはなし・下原敏彦)
『一年生』  1955年(昭和30年)出版
 本書は、前年度に発表された全ての写真作品から選ばれる「毎日写真賞」の第一回(55年)受賞作だ。熊谷は、東京清瀬市に移り住んでからも、成長後の教え子たちをカメラに収め続けた。96年には、NHKによるドキュメンタリー「教え子たちの歳月  五十歳になった一年生」が放映されるなど本書の物語は今も続いている。(ひとくちはなし・白山真理)
◆他に関係写真集・冊子として熊谷、下原と28会編纂・共著の作品も展示されていた。
写真集『五十歳になった一年生』2001年(平成13年)
記念文集『五十歳になった一年生』1998年(平成10年)
写真と文『還暦になった一年生』2010年(平成22年)
◆岩波書店観察 創業のころ 1913 ―― 1936
「岩波書店」は、夏目漱石の書
1913年創業開店(8・5)主として古本を販売し、同時に新刊図書・雑誌も扱う。(岩波書店)という看板の字は、夏目漱石の書であった。挨拶状と格言。
【挨拶状】人の子を賦ふことを恐れて一市民の生活をはじめる。
【格言】
1.桃李云わざるも下自ら?をなす。2.低く暮らし高く想う。3.天上辰星の輝くあり、我衷に道念の蟠るあり。4.此地尚美し人たる亦一の喜なり。5.正しき者に患難多し。6.正しかる事は永久に正しからざるべからず。7.正義は最後の勝利者なり。
――――――――――――――――― 3 ――――― ☆文芸研究Ⅱ下原ゼミNo.222
7・1日ゼミ報告 連絡・課題報告・合評and 文集感想、テキスト読み
 1日ゼミは、7日(日)郊外授業について。出欠確認、パンフレット配布など。ゼミ合宿、供託金の話。8日に提出。未報告の読みと合評、課題報告の読みと合評。「ひのてるほうへ」の文集感想。テキスト読みは『正義派』、読んだ印象。
【未報告】加藤未奈「幽霊少女」、「隣の席の子」
「幽霊少女」聞いた話 → 評・「途中で消えた女性の存在は?」「戻ってこれてよかった」
             「世にも不思議」な脚本的、「ファンタジーの構造とも違う。日常に戻るところが」
「隣の席の子」体験的 → 「トラウマとなる」、「体験はないが…」、「記憶に残りそう」
【課題報告】嶋津きよら「暑さの中での観察」、「私の遊び」
「暑さの中での観察」 → 「自分の目線に引きつけた分」、「どうして、こんな分析になるのか」、「文章に性格が表れている」、「描写力がある」「目にしたものを耐え忍ぶ集中力」、「観察の観察ができている」
「私の遊び」 → 「花札は、やったことがない」、「見たことはあるが、遊び方は知らない」
         「古風な遊びの印象」
□ゲームが多種多様の現代。花札は忘れ去られる伝統文化かもしれません。絶やさぬために
鉄火場をときどき開帳できたら面白いですね。
熊谷元一研究 文集「ひのてるほうへ」から2編、嶋津きよら「私の遊び」
【文集「ひのてるほうへ」】「おしょうがつのおつかい」、「きのうのこと」
「おしょうがつのおつかい」 → 「あにいちゃ、とは、正月に帰省した叔父か」
                「お小遣いは10円」、「たばこから時代を感じる」
□話好きの子ども。話したいことがいっぱいあって、いちどにいろんなことを話す、元気な子ども。そんなイメージを抱いた。まさにぴったりの感想です。彼女は、大人になっても、このままの性格です。短い文のなかからの観察力、すばらしいです。
「きのうのこと」 → 「話がまとまっている」、「しっかり書いている」、「しっかりした子」
□およめさんに憧れる、女の子らしい文から、しっかりした子のイメージを持たれたようです。が、実際のこの子は、大まかなのんびりした性格。いまも変わりません。
テキスト読み 志賀直哉作品『正義派』を読む
【読み終わっての第一感想】
テーマの「姿勢が一環している」、耳のよさを「試した作品」、「3人の若者、冷静、状況だけを書いている」、「正義派という題名が気になる」、「真相が書かれていないが、最後の泣き出したところに何かを感じる」、「会社の人、監督や、工夫3Kの仕事との距離」
□事故の処理は、会社側、個人的、感情的、正義感などによって違ってくるものです。
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『正義派』について(観察から創作へ)
 
先の『出来事』は、自分が見たまま、体験したままを書いた作品。が、この作品は、他者から聞いた話を想像して創作したといわれている。1912年(大正元年)9月に発表(雑誌掲載)された。発表までの経緯は、以下の通りである。日記から。
1912年(明治45年)
5月2日  夜、少し仕事をした。(興奮という題の)
5月5日  「興奮」という題の小説を書き上げた。
※この「興奮」が、「正義派」の原形とされる。「興奮」ということばは「正義派」を解くキ
ーワード。
5月17日  雀の声を聞きながら眠って翌日の12時半に起きた。
      「線路工夫」を少し書いてみた。(「興奮」→「線路工夫」に改題か。)
5月28日  夜「正義派」の印象を書き終えた。感心すべき物ではない。
       (「線路工夫」が「正義派」に改題されたとみられる)
8月15日  ザンボアの原稿を引き受けた。「正義派」を書き直して出そうと思った。
8月25日  あけ方、とうとう正義派を書きあげる。悪い小説とは思えない。
【作者の感想】
「夫車の話から材料を得て書いたもので、短編らしい短編として愛している」
映画化された「正義派」
この作品は1957年に映画化された。監督・渋谷実 脚本・斎藤良輔、馬場当 HPから
志賀直哉の名作”正義派”と”清兵衛と瓢箪”の二作品より「楽天夫人」の斎藤良輔と、久しぶりの馬場当が共同脚色、「女の足あと」の渋谷実か監督する文芸篇。撮影担当は「別れの一本杉」の長岡博之。主な出演者は「白磁の人」の佐田啓二、「太陽とバラ」の久我美子、「雲の墓標より 空ゆかば」の田浦正巳、「いとしい恋人たち」の野漆ひとみ、「こぶしの花の咲くころ」の桑野みゆき、ほかに三好栄子、山内明、望月優子、伊藤雄之助、三井弘次、高橋豊子、山形勲などのヴェテラン陣。
映画「正義派」原作者の言葉
 映画の「正義派」は90%齋藤良輔君と渋谷實君の創作である。何故なら、私の小説は夕方から夜更けまでの出来事を、書いた短編で、これを1時間40分の映画にする為には小説に書かれていない所を充分に書きたさなければ1本の映画にならないわけである。私は「正義派」のテーマである、自ら正義を擔うと自負して行動した人間が、後でなんとなくむくわれない気がして、淋しくなるという点をしっかり掴んでつくってもらいたいといい、あとは渋谷君に任せたが、ある程度それも現してもらえると思う。私はシナリオを読んで、気のついたところは少し自分でも直した。つまり、今度の「正義派」は47年前の私の短編とは異なるが、この映画は私も多少は力を合わせて作ったといえるものである。(昭和30年)
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7・1ゼミ観察 参加者=齋藤真由香、南海洋輔、加藤未奈、嶋津きよら
         司会進行=南海洋輔
7・8ゼミ課題報告 自分、車内観察・熊谷元一研究
【自分観察】自分とは何か
嶋津きよら       「嫌い」ということについて
 嫌いな人がいたとして、どうして嫌いだろうと考えると、少し困ってしまう。漠然とした理由しか浮かばなかったり、全てにおいて論述的に浮かんだりもする。なんでだろう。どうしてだろう。
 また考えて、前者の方は刷り込みなのかもしれないと、思った。嫌いな理由は回りと似ているけれど、断言することはできない。しかし、自分は相手が嫌いだとしている。本当なのかと自問自答してみると、わからないなァと思う。周りの言葉や感情にうまく乗せられているだけなんじゃあないのとも、思う。けれども、それが本当かも分からないので、考えるのをやめた。
 後者の方は、言い訳だと思った。言葉でかためて、自分の考えがそうであるように見せているだけだ。内で整理された問題は、よほどのことがなければ崩れない。そんな状態に在るものを、へたに変えようとは思わないだろう。自分の気持ちを動かさない様にしているのだと思った。
 これは”好き”でも一緒である。もしかすると、感情ならすべてそうなのかもしれない。考えれば考えるほど見えなくなっていき、考えても無駄なのかと、思った。
□好き嫌い。どんなに立派な人でも、好きになれない。反対もあります。とくに男女間にみられます。このテーマ、人類の永遠の謎かもしれません。
【熊谷元一研究】 岩波写真文庫『一年生』観察
嶋津きよら         雪とこども
 冬の日、東京では、あまり雪が積もらなかったように思う。「冬とこども」という写真には、雪の中でいきいきと遊ぶこどもたちの姿があった。ちいさい頃であればきっと雪に心を躍らせただろう。しかし、生れてから20年が過ぎたいまでは、雪が降れば「寒いから腰が痛い」だとか「寒いから家の中にいたい」だとか、そんなことばかり考えている。純粋に楽しむことができないのだ。写真をみながら、どうしてこんなふうに楽しむことができたのだろうと、不思議に思う。
□ほんとうに、そうですね。雪を寒いと思うようになったら、お年寄りの領域に足が入っているのかも。
文芸研究Ⅱ下原ゼミNo・222―――――――― 6―――――――――――――――
文集 こどもかけろよ ひのてるほうへ③
作成 熊谷元一(くまがいもといち)昭和29年(1954年)3月発行
みんながはじめて がっこうへ来たときは   まだ じはあまりかけなかった
それが 一がつき 二がっきと たつうちに  じもかけるようになり ぶんもつづれるようになった   ここにあつめたのは    みんなが一ねんのときにかいた
さくぶんです しずかに  おうちの人といっしょによんでみてください
             1594年(昭和29)熊谷元一
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すけーと
男の子
ぼくは すけーとを みにいきました。ぼくは まだすけーとは のれません。あにいさんもまだ のれませんが、すけーとをみとると おもしろそうです。きょうはじめて にいさんが げたのすけーとを はいてのってみました。あんまりのれません。
 ぼくのせなかに つかまって びくびくしながら のりました。きねむちのねえさんは くつのすけーとを はいてのっていました。ほくもはやくおおきくなったら すけーとにのりたいとおもいます。
ねこ
女の子
 おかあさんが いどばたの田うえにいきました。ぼうやをあそんでやりました。そうして もとおさんが おかしをくれました。はせがわのおばさんが ねこをくれました。そおして ばんがた あにいさんが ねこといっしょにねました。
 かわいいねこです。わたくしもだいてやりました。
 ※毎号、紹介します。1953年、この時代の子どもたちは、どんな言葉づかいだったか。どんなことをして遊んでいたかなどに注目して読んで下さい
◆この文集観察から、推理・想像できること。家族、家庭環境
◆この文集から、自分の子ども時代との比較。
ゼミ合宿について
ゼミ合宿担当:南海洋輔班長(皆さんで協力して、楽しく有意義な合宿にしま
しょう!)合宿ゼミ授業の計画予定は
○軽井沢駅改札午後1時集合、一緒に昼食 徒歩で 3時半開始、自彊術体操 → 授業
○合宿授業は、マラソン朗読会(中編書簡小説読破)に挑戦。
 「読みはじめたら止まらない」それは真実か?!若き詩人と作家の体験を再体験する。
 世界文学最高峰の作品は『カラマーゾフ』なら世界一面白い作品は ? この本がそうだ! が、真相は読んでみなければわからない。夏の夜を徹して挑戦します。
タイムスリップで1845年のロシア白夜のペテルブルグに降りてみます。 そこには、どんな試練が。はたして君は、何ページまでもつか?!
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名作・自分観察・書簡小説
『あしながおじさん』について
 
8月2~3日のゼミ合宿では、「読むことの習慣化」の集大成として、マラソン朗読会を実施します。テキストは書簡小説です。世界文学のなかで書簡小説はゲーテの『若きウェルテルの悩み』をはじめ多々あります。(バルザックの『谷間の百合』も中身はそうです)本日は、そのなかの一つ『あしながおじさん』を紹介します。
この作品の題名は、募金活動の代名詞として今日すっかり社会の中に定着しています。自分観察、一日観察、友人観察、人間観察、大学観察といった複数観察で成り立っています。全体的に簡潔な、単純な観察ですが、そのなかに読む人の心をとらえて放さない魅力があります。テキストは、昭和35年(1960)刊行された本(角川文庫 定価七拾円)。厨川圭子訳の『あしながおじさん』です。
以下は、同本の【あとがき】の抜粋紹介です
 著者ジーン・ウェブスター(Jean Webster)は1876年7月24日、ニューヨーク州のフレドニアに生まれた。父は出版業者で、母は『トム・ソーヤーの冒険』や『ハックルベリイ・フィンの冒険』で有名な小説家、マーク・トウェーン(1835-1910)の姪にあたる。ジーンは長女で、トゥウェーンの母の名にちなんで名づけられた。
 ヴァッサー女子大学を1910年に卒業、専攻は英文学と経済学で、在学中も創作に没頭していた。「パティ、カレッジに行く」(When Patty Went to College)は、在学中、つづき物として、発表したが、後になって、1903年、単行本として処女出版した。「あしながおじさん」(Daddy Long Legs)とともに、ウェブスターの代表作品とされている。この両作品のモデルはカレジ時代の級友であった詩人、アデレイド・クラプシーであるといわれている。ヴァッサー在学当時から、ウェブスターは貧民や犯罪者の収容施設を度々、視察する機会があり、この方面の社会事業に大きな関心を抱くようになっていた。彼女の得た信念は、
不幸なスタートをした子供でも、人生の幸福や成功をつかめぬはずはない、ということであった。この信念を小説化したのが、「あしながおじさん」である。
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 (この物語の)結末はごくロマンチックな、「シンデレラ」的要素の濃いものだが、そのくせ、この作品は、単に甘い少女向き小説として片づけることのできない、すぐれたものを持っている。それは、ロマンチックな反面、しっかりと地に足のついたたくましい生活態度
を描き出しているからである。(観察がしっかりなされているからである)
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 ジーン・ウェブスターは後にこの小説を戯曲化し、それもまた成功した。更にサイレント映画時代、名女優メアリー・ビックフォードの主演で映画化された。・・・・・・・・・
※08年の「教育」映像で、最優秀賞は、「児童養護施設」。京都府真鶴にある児童擁護施設。18歳まで、何らかの理由で親から離れている子供が暮らしている。日本全体では、3万人余りいる。年々増加現象だという。最近の特徴は、親の虐待で入所する子が多くなっているとのこと。高校までは行けるが、その上となるとなかなかである。小説『あしながおじさん』は、そうした女の子が、ある謎の人物の篤志で大学に行かれるようになった話。
文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.222―――――――― 8 ―――――――――――――
2013年読書と創作の旅・旅日誌
4月22日 参加=加藤、齋藤、南海 読み=嘉納治五郎「読書のススメ」「憲法九条」と「前文」、書くこと=第九条の感想。
5月 6日 参加=齋藤、嶋津 報告=尾道と志賀直哉 議論=憲法改正問題・アンケ
ート 観察発表&合評=「車内観察」齋藤 司会進行=齋藤
読み=テキスト『菜の花と小娘』 書く=『菜の花』感想 課題
 5月13日 参加=加藤、齋藤、嶋津、南海 司会進行=嶋津 課題発表「社会観察」「車内観察」「テキスト感想」
 5月20日 参加=齋藤、嶋津、南海 司会進行=南海 社会観察「従軍慰安婦問題」
       課題発表「熊谷元一研究 思い出」読み『空中』、テキスト『夫婦』
 5月27日 参加=加藤、齋藤、嶋津、南海 司会進行=加藤 社会観察「母さん助けて詐欺」 課題提出評・南海「車内観察」齋藤「うたたね」
      【熊谷元一研究】子供時代=南海「はじめての一人登校」南海「コッペパン」
       齋藤「レイコ先生」南海「クラティ―」
      ※ゼミ誌ガイダンス報告=齋藤
 6月3日 参加=齋藤、嶋津、南海 司会進行=南海 「社会観察」柔道について、振り込め詐欺の記事 
課題=「車内観察」嶋津、南海。テキスト読み『網走まで』
  6月10日 参加=齋藤、嶋津、加藤 司会進行=嶋津 「社会観察」6月の事件簿
        課題合評、『網走まで』研究解説報告。
  6月17日 参加=加藤、齋藤、嶋津、南海 司会進行=加藤 ゼミ合宿結果報告
        少年A事件簿、校外授業について、標語応募について、新聞投書について
        課題報告合評(南海さん作品4点)『出来事』
  6月24日 参加=齋藤、嶋津、南海 司会進行=齋藤 郊外授業について、課題合評、文集「ひのてるほうへ」の感想、土壌館投書のススメ
  7月 1日 参加=加藤、齋藤、嶋津、南海 司会進行=南海 7・7郊外授業について
        課題合評、53年文集観察、テキスト『正義派』読み
  7月 8日
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課題提出記録(「書くこと」の習慣化)
      社会観察  車内・自分観察    テキスト   熊谷元一研究
齋藤真由香   1       4        1       6
加藤 未奈   2       1                2
南海洋輔    2       1        4       6
嶋津きよら           4        3       7
これまで読んだ作品名(「読むこと」の習慣化)
「嘉納治五郎『青年訓』」「日本国憲法」『菜の花と小娘』『空中ブランコに乗った大胆な青年』『夫婦』『網走まで』「網走までの解説」『出来事』「サンサシオン」「谷間に眠る者」「忘れた小曲」「新聞投書」『正義派』
・・・・・・・・・・・・・・・・編集室便り・・・・・・・・・・・・・・・・
□住所〒274-0825 船橋市前原西6-1-12-816 下原方『下原ゼミ通信』編集室
  メール: TEL・FAX:047-475-1582  toshihiko@shimohara.net
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文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.222―――――――― 10 ―――――――――――――
ゼミ雑誌について
 ゼミ授業の実質的成果は、ゼミ雑誌発行にあります。いろいろな問題が生じることもありますが、皆で協力してよい雑誌を作りましょう。刊行までの要領は、下記の通りです。
1. ゼミ雑誌編集委員は、齋藤真由香編集長
  編集委員=南海洋輔さん 加藤末奈さん 嶋津きよらさん(『熊谷元一』カタログ)
2. 6月末までの段階は 
  【①ゼミ誌発行申請書】を提出。提出場所=所沢/出版編集室
3. ゼミで話し合いながら雑誌の装丁を決めていく。
  仮題&「熊谷元一研究 創刊」、内容は課題作品+創作作品
※「熊谷元一研究」は、課題を載せる。60年前の子どもたち、学校教育の様子から自分たちの子どものころの遊び・学校の暮らしを比較する。
4. 7月下旬、夏休み前、原稿依頼と課題のまとめ
5. 9月末 夏休み明け、創作原稿提出、課題作品選別
6. 10月上旬 印刷会社から【②見積書】をもらい料金を算出してもらう。
7. 10月~末日 編集委員は、印刷会社と、希望の装丁やレイアウトを相談しながら
   皆と協力して編集作業をすすめる。
8. 10月末までに、出版編集室に見積書を提出する。編集作業をすすめる。
9. 11月中旬までに印刷会社に原稿を入稿してください。
10. 12月6日(金)はゼミ誌納品期限です。厳守!!
11. 12月12日までに見本誌を出版編集室に提出してください。
12. 12月下旬までに印刷会社からの【③請求書】を出版編集室に提出してください。
注意事項!!
◎ ①【ゼミ誌発行申請書】、②【見積書】、③【請求書】以上3種類の書類が提出されない
  場合はゼミ誌の発行はできません。補助金の支払いも認められません。
◎ 予算金額は、ゼミ雑誌作成ガイダンスで発表される。
◎ 過去にゼミ雑誌の印刷を依頼したことのある主な印刷会社の連絡先は、文芸学科スタッ
  フまで問い合わせる。それ以外の印刷会社を利用したい場合は、必ず事前に学科ス
  タッフに相談すること。厳守。
◎ 外部(一般の人)と関係しない。(インタビュー、依頼原稿など)
『熊谷元一研究』誌
2012年ゼミⅢで発行予定でしたが、事情で刊行できませんでした。研究進行の都合から土壌館(下原)扱いで2013年に刊行予定です。創刊号はカタログとなります。
嶋津きよらさんが編集・編纂を引き受けてくれましたのでお願いしました。齋藤さんと、相談し合ってすすめてくれれば幸いです。
熊谷元一に関する資料の他に岩波写真文庫『一年生』の感想などを掲載。熊谷元一という無名な写真家、童画家、教師は、その作品、写真や童画、教育のなかで、なにを残そうとしたのか。未来に何を伝えようとしたのか。創刊号では、熊谷と作品を紹介することによって、その人となりを広く知ってもらうことを狙いとします。
こちらの見積書は、土壌館(下原)に提出してください。期限は相談で。
悲恋映画の決定版 まだ観てない人は観て泣いてください。
哀 愁 Waterloo Bridge
ヴィヴィアン・リー、ロバト・テーラー主演 監督マーヴィン・ルロイ
原作ロバート・E・シャーウッド 脚本S・N・ベールマン、ハンス・ラモー、ゲオルク・フレーシェル 音楽ハーバート・ストサート
「それでも、君を愛している ―― 」
舞台は、第一次大戦下のロンドン・
英国将校クローニンとバレリーナのマイラは、出会い愛し合うが、クローニンは再び戦場へ。彼の帰りを待つマイラ。しかし、彼女に届いたのは、彼の「戦死」の知らせだった――。
戦火の下、運命のいたずらによって引き裂かれ、悲劇的な結末を迎える二人の恋物語。
ヴィヴアン・リ―とロバート・テイラーの世紀の美男・美女コンビの共演。そして、ハリウッドを代表する名匠マーヴィン・ルロイ監督のロマンテックムード溢れる演出で、恋愛映画のお手本として今なお、語りつがれる名作となっている。
課題27.【熊谷元一研究】 2013・7・8
「自分の子どもの頃の夏の思い出」観察
名前
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課題28.テキスト感想 2013・7・8
いのち観察『城の崎にて』を読んで
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