文芸研究Ⅱ 下原ゼミ通信No.226

公開日: 

日本大学藝術学部文芸学科     2013年(平成25年)10月21日発行
文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.226
BUNGEIKENKYU Ⅱ SHIMOHARAZEMI TSUSHIN
                             編集発行人 下原敏彦
                              
9/30 10/7 10/21 10/28 11/11 11/18 11/25 12/2 12/9 12/16 
1/20  1/27 
                 「2013年、読書と創作の旅」の皆さん
10・21ゼミ
 1.ゼミ誌編集経過報告、熊谷元一研究報告(「一年生展」)
 2. 事件観察 テキスト読み「兒を盗む話」 告訴状作成
         
【熊谷元一研究】 7月岩波書店創業百年展で観た「一年生」の写真展が地元・熊谷元一写真童画館で開催中
「一年生」特別企画展
会場 長野県昼神温泉郷 熊谷元一写真童画館・常設展示場
第1回展 :  9月18日(水) ~ 12月16日(月)
12月18日に作品の入れ替え
第2回展 : 12月19日(水) ~ 2014年2月中旬迄
入館料、一般350円 火曜日休館
常設作品の他、普段は展示されない作品、計95点が
 2010年11月に101歳で亡くなった写真家熊谷元一(1909-2010)の代表作といえば、1955年に出版された写真集『一年生―ある小学教師の記録』(岩波写真文庫)である。この作品展が、熊谷の郷里にある熊谷元一写真童画館で開かれる。今年は、没後3年に当たることから特別企画展として2014年2月中旬まで開催される。


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新聞 「一年生」特別企画展を報じる地元紙(南信州)
2013・9・19 南信州新聞
50点を公開している。入館料一般350円 火曜日休館
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一年生の写真 熊谷元一は1953年、新一年生を担任することになった。展示写真は、同年4月1日~1954年3月30日迄に撮られた写真。なお、この写真は、1955年3月岩波写真文庫から『一年生』として出版された。撮影地は、長野県の山村、会地小学校。
 以下は、岩波写真文庫『一年生』郊外授業、岩波書店創業百年展で確認。
会地小学校  1953年、昭和28年「一年生」はこの小学校に入学した。
          長野県下伊那郡会地村の村立小学校。全児童数約300余名
右奥が、会地小学校の体育館。正面の2階建て校舎が会地小学校。左上は、中学の体育館。
3年後、建て替えられた。朝礼は、小学生は新体育館。
 2013年現在は、縫製工場。新しい小学校は、左側に鉄筋コンクリート3階建て。
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熊谷元一と「一年生」 熊谷元一と被写体になった子どもたち(一年生)。
学校の裏山で
熊谷の授業は、写真撮影の意図があったかどうか知らないが、校外が多かった。
休み時間、校庭で遊ぶ「一年生」
 熊谷は、教室、校庭、通学路など学校生活のあらゆる場面を撮った。
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熊谷元一写真賞コンクール最終審査見学報告
ドキュメント〈第16回熊谷元一写真賞コンクール審査会〉
2013・9・30 ホテルグランドヒル市ヶ谷「琵琶の間」
13:30 熊谷元一写真童画館(館長、職員)阿智村役場(教育委員会)写真家、新聞社(写真部)熊谷元一写真保存会、28会
新風、新審査員・飯沢耕太郎氏
 審査に先駆けて、新しく審査員になられた飯沢先生は、挨拶で、「3・11以降のいまの時
代にこそ熊谷元一の写真作品が求められている」と話され、これからの熊谷元一の写真の意
義を強調された。た。氏が、参加されたことで、第16回と惰性化しつつあった熊谷元一写
真賞コンクールに新しい風を感じた。
14:00 テーブルに、応募の写真が並べられた。第16回は、845点の応募
テーマは「働く」さあ、開始。真剣な眼差しで
最終写真審査は、ときに和気あいあいと、ときには厳粛にかつ順調に進んだ。
第16回の応募状況 応募数、応募者共、昨年より下回る 高校生以下激減で深刻
(写真甲子園と重なったためか)
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応募数=845点(昨年1278点) 応募者数=305人(422人)
高校生以下は7人と、最少。写真甲子園と重なった為とみられるが、対策が必要。
※第1次審査9月24日(阿智村) 最終審査9月30日(東京市ヶ谷)
16:30 「これにしましょうか ! 」大賞が決まった瞬間
左、大賞写真を指差しているのは、新しく審査員になった日芸の飯沢耕太郎先生。奥にゼミⅣの大野君と下原。
「熊谷元一写真賞コンクール」について
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「熊谷元一写真賞コンクール」創設の趣旨
 阿智村(長野県)は、当村出身の記録写真家・童画家で第1回毎日写真賞始め日本写真協会功労賞・毎日新聞出版文化賞ほか数々の賞を受けられ、名誉村民でもある熊谷元一氏の功績をたたえ、その功績を現代に生かし発展させることを願い、また、熊谷元一氏の撮影された農村記録写真を通して、心豊かな生活文化創造のために、「農村記録写真の村」を宣言しており、その実現の一つとして、平成10年に信濃毎日新聞社の共催をいただき、『熊谷元一写真コンクール』を創設いたしました。
 『熊谷元一写真賞コンクール10周年記念』から 平成20年7月31日発行・阿智村役場
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熊谷元一写真賞コンクール表彰式、11月9日(土)
新審査員、飯沢耕太郎氏が記念講演
長野県、昼神温泉郷「熊谷元一写真童画館」にて
午後1時00分 熊谷元一写真保存会第17回総会 写真児童館2階
   2時00分 熊谷元一写真賞コンクール表彰式 同2階
記念講演  新審査員・写真評論家 日芸講師 
飯沢耕太郎氏「熊谷元一と写真」
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長野県昼神温泉郷にある熊谷元一写真童画館は
交通・中央道高速バス「飯田行」所用時間4時間20分
新宿発 → 2時間 → (双葉15分休憩) →2時間 → 伊賀良下車 
路線バス 伊賀良 → 20分 → 駒場 → 車10分 → 昼神温泉郷
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『一年生』出版まで
1949年4月 (40歳)母校会地小学校に転勤になる。
1951年 (43歳)岩波写真文庫の仕事として蚕の写真を撮る。『かいこの村』
1953年4月1日 (44歳)小学1年生を担任。写真撮影を開始する。
1954年3月30日、小学1年生写真撮影終了
1955年3月 (46歳)、岩波写真文庫『一年生』出版。
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これまでの郊外授業 (熊谷元一研究)
下原ゼミでは、熊谷元一研究の一環として郊外授業を実施していきます。写真展、童画展写真童画館見学や熊谷元一研究発表(28会主催)などが主な授業内容です。研究の目的は、熊谷元一という一人の写真家・童画家の生涯と作品検証です。研究は、継続的になります。熊谷の写真、童画、学校教育に関心ある人は、ご参加ください。
これまで実施した郊外授業は、以下の通りです。見学は28会含む()はゼミ生
□2011年9月23日~24日 山形県酒田市美術館「近くて懐かしい昭和展」見学4名
□2012年7月8日(日)~9日(月)秋田角館ぷかぷ館「熊谷元一写真展」見学5名(1)
□2013年7月5日(日)銀座・教文館「岩波書店創業百年展」見学9名(2)
□2013年9月30日(月)市ヶ谷「熊谷元一写真コンクール選考会」見学5名(1)
□2013年11月9日(土)長野県昼神温泉郷 熊谷元一写真童画館「一年生展」 
ゼミⅡの記録
□ 9月30日(月)郊外授業 写真賞審査会見学 ホテル市ヶ谷 参加1(ゼミⅣ)
□10月 7日(月)ゼミ誌編集作業報告、作成会議 表紙の紙質選定 参加3名
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ゼミ雑誌について
 ゼミ授業の実質的成果は、ゼミ雑誌発行にあります。齋藤編集長を中心に皆で協力してよい雑誌を作りましょう。刊行までの要領は、下記の通りです。
1.  ゼミで話し合いながら雑誌の装丁を決めていく。
  「仮題&熊谷元一研究Ⅱ」、内容は課題作品+創作作品
※「熊谷元一研究Ⅱ」は、課題を載せる。60年前の子どもたち、学校教育の様子から自分たちの子どものころの遊び・学校の暮らしを比較したもの。
2.  10月上旬 印刷会社から【②見積書】をもらい料金を算出してもらう。
3.  10月~末日 編集委員は、印刷会社と、希望の装丁やレイアウトを相談しながら
   皆と協力して編集作業をすすめる。
4.  10月末までに、出版編集室に見積書を提出する。編集作業をすすめる。
5.  11月中旬までに印刷会社に原稿を入稿してください。
6.  12月6日(金)はゼミ誌納品期限です。厳守!!
7.  12月12日までに見本誌を出版編集室に提出してください。
8.  12月下旬までに印刷会社からの【③請求書】を出版編集室に提出してください。
 テキスト読み・志賀直哉(の短編)
 『兒を盗む話』 父親との確執から、家を飛び出し、瀬戸内海の港町の借家に住む主人公は、寂しさと鬱した気持ちから幼女誘拐を実行する。
予定
10月21日 テキスト読み『兒を盗む話』検察側 弁護側 調書 告訴作成
10月28日 模擬裁判 判決
11月11日 テキスト読み『剃刀』法廷場面の脚本作成 
11月18日 『范の犯罪』読み 脚本作成
11月25日 『范の犯罪』脚本発表 模擬裁判
12月 2日 『范の犯罪』脚本、寸劇の稽古
12月 9日 3ゼミ合同、発表会
上記は、都合により変更もあります。
お知らせ
◇10月26日(土)、ドストエーフスキイ全作品を読む会「読書会」
会 場 東京芸術劇場小5会議室   時 間 午後2時 ~ 4時45分迄 
作 品 『虐げられた人々』     報告者 國枝幹生
台風27号直撃の場合は中止 詳細は、下記編集室下原まで
・・・・・・・・・・・・・・・・編集室便り・・・・・・・・・・・・・・・・
□住所〒274-0825 船橋市前原西6-1-12-816 下原方『下原ゼミ通信』編集室
 メール: TEL・FAX:047-475-1582  toshihiko@shimohara.net
       携帯 090-2764-6052
尾道幼女誘拐監禁事件
                                 名前
検察の目 どんな事件だったか。裁判での印象を悪くする
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弁護の目 裁判での印象をよくする内容
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第三者の目 被告は、どんな人間だったか 客観的な性格
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