文芸研究Ⅱ 下原ゼミ通信No.297

公開日: 

日本大学藝術学部文芸学科     2016年(平成28年)10月3日発行

 

文芸研究下原ゼミ通信No.297

 

BUNGEIKENKYU Ⅱ SHIMOHARAZEMI TSUSHIN

編集発行人 下原敏彦

9/26 10/3 10/17 10/26 10/31 11/7 11/14 11/21 11/28 12/5 12/12 2017年 1/16 1/23

 

熊谷元一研究&テキスト作品(志賀直哉他)

 

2016年読書と創作の旅

 

 

  1.  熊谷元一写真賞コンクール ゼミ合宿について、ゼミ誌ガイダンス
  1.  ゼミ誌について、読書会お知らせ

 

  1.  テキスト DVD NHKドキュメンタリー「ある山村の昭和史」

写真家・熊谷元一 中国残留孤児の帰国

10・3下原ゼミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熊谷元一研究 第19回熊谷元一写真賞コンクール最終審査会観察

 

2016年9月28日(水)市ヶ谷ホテルで最終選考会開催

 

熊谷元一写真童画館(阿智村)は、9月28日(水)、東京・新宿にある市ヶ谷ホテルで、第19回熊谷元一写真賞コンクール最終選考会を開催した。審査員は、日藝講師の飯沢先生、フォトグラファーの杉本恭子さんはじめ、信濃毎日新聞社写真部、南信州新聞社写真班、写真家、熊谷元一写真童画館職員。大賞、阿智村賞など各賞が決まった。

 

応募数例年になく少なく167人とワースト1

19回のテーマは「阿智村」「祝う」だったが応募者は全国から167人と最低、作品数も482点と過去ワースト2だった。原因は、テーマにあったようだ。二つのテーマ「阿智村」と「祝う」を「阿智村の祝い」と勘違いしたのではと推測。ちなみに、ここ10年の応募数は、以下の通りである。

 

第10回(平成19年) 「笑顔」    383人 1024点

第11回(平成20年) 「笑顔」    395人  967点

第12回(平成21年) 「笑顔」    316人  874点

第13回(平成22年) 「のびのびと」 317人  957点

第14回(平成23年) 「こども」   468人 1478点

第15回(平成24年) 「こども」   422人 1278点

第16回(平成25年) 「家族」    305人  845点

第17回(平成26年) 「感動」    220人  643点

第18回(平成27年) 「親子」    332人  955点

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☆20回のテーマ「遊ぶ」と自由「阿智村」に決定、2017年8月末まで。

詳細、応募要項は「熊谷元一写真童画館」ホームページ参照

 

選考会で審査委員長から提案されたもの

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○ゼミ合宿について

 

9月26日ゼミで提案されたもの。

 

11月19日(土)~21日(月)

11月26日(土)~28日(月) 他 冬休み(22日、23日以外なら)

 

○ゼミ誌・熊谷元一 No.3 原稿〆切は10月中旬か

 

はじめに 下原ゼミについて「個人の完成」

 

Ⅰ 熊谷元一研究

 

・熊谷元一とは何か  ・発見の新資料報告

 

・年譜  ・作品 出版 写真童画展

 

特集【熊谷元一と写真】  『一年生』の写真感想

 

・浦上透子   ・須川藍加  ・鈴木優作

 

Ⅱ ゼミ課題報告 書くことの習慣化

 

【社会観察】

 

・浦上透子   ・須川藍加  ・鈴木優作

 

【自分観察】

 

・浦上透子   ・須川藍加  ・鈴木優作

 

【テキスト観察】

 

・浦上透子   ・須川藍加  ・鈴木優作

 

Ⅲ 自由創作・エッセイ

 

・浦上透子 「  」

 

・須川藍加 「  」

 

・鈴木優作 「  」

 

・下原敏彦 「 」

 

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ゼミ誌作成について

 

ゼミガイダンス 2名出席

 

2年生10月5日(水) 時間 12時20分 場所 教室1

 

10月中旬(2 日) → 原稿提出・整理編集作業開始

 

10月下旬( ) 校正作業

 

11月中旬 → 印刷会社へ

 

12月9日(金)納品

 

ゼミ雑誌の納品は、2016年12月9日(金)です。

 

 

 

読書会のお知らせ ドストエフスキー関連

 

 

ドストエフスキー全作品を読む会

 

どなたでも自由に参加できます。

 

月 日 : 2016年10月15日(土)

 

場 所 : 池袋・東京芸術劇場小会議室7(池袋西口徒歩3分)

開 場 : 午後1時30分

 

開 始  : 午後2時00分 ~ 4時45分

 

作 品  :『永遠の夫』

米川正夫訳『ドスト全集10巻(河出書房新社)』 他訳可

報告者  : 近藤靖宏さん & 小山 創さん

 

会  費 → 1000円(学生500円)

 

二次会はJR池袋駅西口付近の居酒屋 → 5時10分 ~ お茶会(喫茶店)

 

 

 

 

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話題 新聞 東京新聞 2016年10月1日(土)夕刊

 

翻訳在り方にも一石『ドストエフスキーの作家像』を出版 木下豊房さん(ロシア文学者)

 

ここ十年ほど日本で一大ブームとなっているドストエフスキー。ロシア文学者で千葉大名誉教授の木下豊房(とよふさ)さん(79)は、八月刊行の『ドストエフスキーの作家像』(鳥影社)で、十九世紀の文豪へのひとかたならぬ思い入れを示した。

二葉亭四迷にさかのぼって日本でいかにドストエフスキーが受け入れられたかの歴史をたどり、椎名麟三らと比較し、作家像に迫った。「ドストエフスキー文学は家庭崩壊や動機なき殺人、記憶、思い出の大切さ、自意識など、現代に通じるテーマが魅力。再読されるのは、作者が一義的な答えを提供しないから」「人間は単純でなく、いろんな善悪の要素を持つ。自分が謎。ドストエフスキーは人と向かい合い、問いかけ答え合う関係の中に人間の真実があると教えてくれる」

長崎市出身。早稲田大第一文学部在学中に学生運動に参加し、「組織から要求される義務と、個人の自由や自立との間で悩み、『地下生活者の手記』を悪夢にうなされるように読んだ」のがドストエフスキーとの出会い。同大大学院でロシア文学者の米川正夫から指導を受けた。旧ソ連の通信社の東京支局に五年間ほど勤務し、国内の新聞社に配信するニュースの邦訳を担当。三十代で千葉大に職を得た。退官する二年前の二〇〇〇年には同大での国際的なドストエフスキーの研究集会開催に奔走。全国の研究者や愛読者でつくる「ドストエーフスキイの会」を主導、一九九五年からは国際ドストエフスキー協会の副会長の一人でもある。

ドストエフスキー文学は多くが邦訳され、複数の出版社から全集も出ている。木下さんが新著を出した狙いの一つが、翻訳の在り方に問題提起するためだ。とくにブームの火付け役となった亀山郁夫さん(名古屋外国語大学長)の光文社古典新訳文庫『カラマーゾフの兄弟』(全五巻)を挙げ、「読みやすさを強調するあまり、プロが素人を裏切る結果になっていないか」と指摘した。

「翻訳には原文がある。ロシア語のルールがある。私はロシア語の教師でもあり、黙っていられなかった」と手厳しい。知人らとともに亀山さんの新訳『カラマーゾフ』のうち第一巻を対象にネット上で検証。「初歩的な誤訳」「段落をぶつぶつと切っている」「テキストを歪曲(わいきょく)している」などと原文や先行訳と比較しつつ批判してきた。過去の邦訳に誤りがなかったわけではないし改行も行われてきたが、「程度が違う」と問題視する。

一方の亀山さん。『カラマーゾフ』新訳は「読者がこれまで挫折したのは直訳主義のため。日本の作家がこれを書いた場合には、どのような日本語になるだろうか、という観点から翻訳した」という。木下さんの指摘について取材すると「自分の解釈を通すためにテキストを意図的に改ざんすることは一切ない」「基本的な文法ミスはすでに修正した」などと答えた。読者からは「初めて読み通せた」「リズム感がある」「新しいドストエフスキー像を感じさせられる」と評価され、販売部数は全五巻で百万部超。二〇〇八年、亀山さんはロシア政府からプーシキン賞を受けた。

木下さんは「ドストエフスキーに『深刻』『難解』とレッテルを貼り、それを一新する名目で素朴な読者に売り込むための意匠づくりをしたのでは」ともいぶかる。これに対して亀山訳を出した光文社は「『いま、息をしている言葉で』をキャッチコピーに、無用な難解さを排した分かりやすい翻訳を目指した。旧来とは一線を画す」とし、議論はかみ合いにくい。

かように翻訳は難しい。翻訳間の酷似が批判されたこともあった。訳文は進化する。ネッ

ト上ではブームを背景に亀山訳への批評もあれば、先行訳や木下さんらの「検証」への「検証」を銘打つ記述も見られる。複数の邦訳を突き合わせて読めば、ドストエフスキーの本質が、より分かるのかもしれない。

没後百三十五年にして、この影響力。木下さんによると、ロシアではテレビドラマでのドストエフスキーの描かれ方をめぐって研究者らが論争になったという。 (谷知佳)

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講演 夏目漱石没後百年

 

 

 

 

 

 

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10月2日(日)満蒙開拓平和記念館に関係する催しがあった。映画「望郷の鐘」の主演・内藤志さんは日藝出身者

 

 

 

 

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熊谷元一研究 DVD NHKドキュメンタリー「ある山村の昭和史」

写真家・熊谷元一 中国残留孤児の帰国 昭和48年(1973)

 

礼状 満蒙開拓平和記念館からゼミ誌寄贈のお礼

 

 

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