文芸研究Ⅱ 下原ゼミ通信No.342

公開日: 

日本大学藝術学部文芸学科     2018年(平成30年)6月4日発行

 

文芸研究下原ゼミ通信No.342

 

BUNGEIKENKYU Ⅱ SHIMOHARAZEMI TSUSHIN

編集発行人 下原敏彦

4/9 4/16 4/23 5/7 5/14 5/21 5/28 6/4 6/18 6/25 7/2  7/9 7/16 

 

土壌館創作道場 2018年、読書と創作の旅

 

テキスト読み(志賀直哉作品・他) &熊谷元一研究(情報)

 

熊谷元一研究   熊谷元一写真賞コンクール20回記念写真展

 

長野県・阿智村主催の「熊谷元一写真賞コンクール20回記念写真展は、半蔵門にあるJCII25(日本カメラ財団)において5月29日(火) ~ 6月3日(日)まで開催された。

会場には、20回の入選作品80点と熊谷元一の作品40点が展示されていた。

 

※熊谷元一写真賞コンクールについて 阿智村は、膨大な農村記録写真を遺した熊谷元一氏(1909~2010、阿智村出身の記録写真家・童画家)の功績を称え、現代に生かし発展させるとともに、心豊かな生活文化を創造実現るため、「農村記録写真の村」を宣言しました。その一環として、平成10年に信濃毎日新聞社の共催をいただき、『熊谷元一写真賞コンクール』を開設しました。

 

西村美穂さん見学、他見学者や下原と写真談議

 

5月31日(木)ゼミの西村美穂さんは、ゼミ誌取材を兼ねて見学。この日、当番で在館した下原や他の見学者と熊谷作品や入賞作品について談議した。

 

 

目 次

 

・熊谷元一写真賞20回コンクールについて ――――――――― 1~2

 

・5月28日ゼミ報告 ――――――――――――――――――― 3

〈社会観察〉新聞にみるアメフト問題。『日大闘争の記録』紹介

 

・6月4日ゼミについて ―――――――――――――――――― 4~6

〈社会観察〉新聞にみる日大問題。「日大闘争」とは何か。

 

・テキスト読み「網走まで」 感想書き ――――――――――――― 7~8

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.342 ―――――――― 2 ―――――――――――――

 

写真賞コンクール第30回を目標にスタート !

 

第21回熊谷元一写真賞コンクール 実施要領

 

◎テーマ部門 → 「はたらく」

 

◎阿智村内撮影部門

 

阿智村 → 自然、祭り、温泉、史跡、旧跡・・・被写体の宝庫である。

 

こんな賞があります

 

□元一写真大賞(1点)賞金7万円・トロフィー・副賞(昼神温泉宿泊券3万円)

 

□阿智村賞(1点)賞金3万円・トロフィー・副賞(昼神温泉宿泊券2万円)

 

□信濃毎日新聞社賞(1点)トロフィー・副賞(昼神温泉宿泊券2万円)

 

□JAみなみ信州賞(1点)賞金1万円・トロフィー・副賞(地元農産物1・5千円)

 

□優良賞(2点)賞金1万円・トロフィー・副賞(昼神温泉宿泊券1万円)

 

□飯田信用金庫省(5点)副賞

 

□佳作(10点)トロフィー・副賞(昼神温泉宿泊券1万円相当)

 

□阿智村輝き賞(10点)トロフィー・副賞(1万円相当地元商品券)

 

下記、写真は、熊谷元一の故郷 長野県、伊那谷にある昼神温泉郷

ここに「熊谷元一写真童画館」がある。

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5・28ゼミ報告

 

・ゼミ誌について → 西村編集長 案・内容、期限、

 

・社会観察 → 日大アメフト事件について 世間の見方、考え方

 

テキスト = 朝日新聞、読売新聞

 

5月23日(水)朝日新聞

 

◎悪質タックル「監督ら指示」日大選手、会見し謝罪

 

5月24日(木)朝日新聞

 

◎日大前監督、指示を否定 悪質タックル コーチは辞任

 

5月24日(木)朝日新聞「声」欄

 

◎日大はなぜ学生一人守れぬのか

◎真摯な反省 隠蔽の風潮に一石

 

5月25日(金)読売新聞「社説」・朝日新聞「社説」

 

◎選手を追い詰めた責任は重い (読売新聞・社説)

 

◎「アメフト問題」選手の悲鳴受けとめよ(朝日新聞・社説)

 

―日大闘争の記録―『反逆のバリケード』紹介

燃える怒りの火を消すな

 

・池田みち子 ・伊藤逸平  ・宇野重吉  ・佐古純一郎  沙羅双樹  ・当間嗣光

・中桐雅夫  ・埴谷雄高  ・後藤和子

 

私たち日本大学を巣立った有志は、君たちの闘いを支持し次の事柄を声明する。

一、34億円の使途不明金問題を出し、さらに右翼暴力団、体育会系学生を動員しての暴力事件に対して、理事会は責任の所在を明らかにし、だいがくを真の教育の場とする方針を具体化せよ。

一、大学は学問追究のばとして、学生の、表現・出版・衆会の自由を認めよ。

一、これまでに起こった暴力事件の責任を無学生に転嫁した退学・停学等の処分を撤回し、今後このような学生に対する不当処分をくりかえすな。

一、学園民主化のため、暴力と弾圧に屈せず闘っている学生諸君の勇気ある行動をたたえこれを支持する。

         (『朝日ジャーナル』1968年6月30日号より転載

文芸研究Ⅱ下原ゼミ通信No.342 ―――――――― 4 ―――――――――――――

 

6月4日ゼミ計画 アメフトのラフプレー発覚から1カ月が過ぎようとしている。だが、この問題は益々大きくなっている。

 

アメフト問題から日大問題に発展

 

アメフトのラフプレーに端を発した騒動は、日大当局の対応の遅れ、認識の甘さから日々拡大し、今や大学の体質問題までになっている。自分たちの問題でもあるので引きつづきこの問題を追ってみることにした。

 

5月28日(月)朝日新聞

 

◎日大選手と「また戦ってみたい」悪質タックルで負傷選手復帰

 

5月29日(火)朝日新聞

 

◎悪質タックル アメフト指導者は変革を

 

5月30日(水)読売新聞

 

◎日大再発防止誓う アメフト部長「不退転の覚悟」

 

5月31日(木)朝日新聞

 

◎日大処分割れた意見 関東学連「選手にチャンスを」

 遅れた初動 世間の認識と距離 森コーチら3人辞意

 

6月1日(金)朝日新聞

 

◎社説・アメフト問題 日大はどう応えるか

◎耕論・アメフト問題 映すもの

 競技以外の「日常」持て(高橋正紀) 声あげる社会への好機(ハリス鈴木)

 日本を覆う無責任体質

 

【編集室・雑記】

アメフトのラフプレーに端を発した問題は、大学の対応の鈍さと甘さから大きな社会問題に発展した。地に落ちかけた日大を救ったのは、ほかならぬ反則を犯した加害選手だった。彼の真摯な謝罪会見に日本中が涙した。反則プレーの罪は重いが、許してあげたい。そんな気持ちが生まれもした。その態度は、「自主創造」の日大の誇りともなった。

それに比べ監督・コーチの会見は、目を覆うばかりだった。加えて得体の知れぬ司会者の登場。まさしく語るに落ちた会見だった。いまや、日大は完全に地に落ちてしまった。まったくの忌むべき事態だが、いまのこの事態をよしとする気持ちもある。歴史に「もし」はないが、もし監督とコーチが日大が、初期対応を誤らずにうまくやっていたら、学校側が危機管理能力を発揮していたら、なにもなかったことになる。それを思うと、これでよかったのだと思う。時代錯誤の大学スポーツの世界、閉塞感のある大学経営。今回の反則行為は、図らずも大学の暗部を照らしだした。大学自らが世に知らしめた。

大学には、どうかこのチャンスを生かしてほしい。大学自らの手で大掃除してほしい。

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