文芸研究Ⅲ 下原ゼミ通信No.15

公開日: 

日本大学藝術学部文芸学科     2019年(令和元年)7月23日発行

文芸研究Ⅲ下原ゼミ通信No.15

BUNGEIKENKYU Ⅱ SHIMOHARAZEMI TSUSHIN
                              編集発行人 下原敏彦
                              
4/9 4/16 4/23 5/7 5/14 5/21 5/28 6/4 6/11 6/18 6/25 7/2 7/9 7/16 7/23 
観察から創作へ

2019年ゼミⅢ読書と創作の旅

7・23下原ゼミ

7・16ゼミ報告 2019年度の旅、4名
       
この日の参加者、西村美穂、吉田飛鳥、中谷璃稀、志津木喜一
    
【ゼミ合宿報告】高速バス予約件、1カ月前8/5  

【DVD観賞】長野朝日放送特番「黒板絵は残った、」、NHK長野放送「熊谷元一追悼」

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破壊された人間の謎

◆アニメ製作会社「京都アニメーション」放火事件で多くの人が亡くなった。死者34人、重軽傷者34人、大惨事である。放火犯は青葉真司(41)アオバシンジ。皮肉なことにアニメの主人公のような名前だ。しかし、凶悪犯である。41歳までの人生。いったいどんな生き方をしてきたら、あのような犯罪に辿りつけるのか。◆まだ子供時代の実態は取材されていない。が、中学生のころは、埼玉県内に住んでいたとの証言があった。同級生の印象は、「存在感のない少年。ほとんど記憶はない」と答えている。「こちらが話しかけなければ、話すことは。無口のまるで透明人間のようだ。義務教育を終えてからの足どりは不明だが、窃盗などの罪で刑務所入りをしていたらしい。◆9年前か。出所してからの足どりは、徐々にわかってきた。2010年頃、茨城県や埼玉県のアパートを転々としていた。家賃滞納の常習者で近隣とのトラブルが絶えなかった。新聞記事によると「深夜の決まった時間に目覚まし用のベルが鳴り響き、壁をたたく音や、わめく音が聞こえていた」という。壊れてしまった電気機械を連想する。この人間、壊れたのはいつか、どんな原因からか。第二の「青葉」をださないために、その謎は解かねばと思う。
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前期を振り返る 計画通りではなかった前期授業

前期授業の目標 「観察」から「創作」へ

 前期スタートは「観察」から『創作』へ、を目標に順調なすべりだしだった。ただ同行人9名中6名は、気まぐれ道中、日替わり出欠。鉄砲玉でゆきて帰らぬ人も。こんな中で、スタートから4カ月、楽しく有意義な旅ができたのは、皆勤三人衆のおかげである。以下は、前期予定と実際におこなわれた授業。

〈予定では〉

テキスト志賀直哉『網走まで』を考察して、母子が網走に着いてからの生活を創作し発表しあう。どんな物語になるか。

※元号が令和になったことで、毎日の自分の生活をしっかり観察して、社会のなかの自分を見つめ直した。

○テキスト志賀直哉『剃刀』を脚色、裁判員裁判の実施

※裁判員裁判制度スタートから10年目、ということでも裁判小劇場を口演

剃刀職人兵士殺害疑惑事件模擬裁判

ゼミⅢ陪審員判決 有罪 懲役10年実刑

○テキスト志賀直哉『児を盗む』を脚色

尾道幼女誘拐事件模擬裁判

ゼミⅢ陪審員判決 有罪 執行猶予 5年

○テキスト志賀直哉『范の犯罪』を脚色

ナイフ投げ曲芸師美人妻殺害疑惑事件模擬裁判

ゼミⅢ陪審員 有罪 実刑懲役20年

※作者は無罪としたが、ゼミⅢ陪審員は意外と厳しかった。

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子供の虐待事件が多くなったことから、テキスト〈にんじん〉
ジュール・ルナールの『にんじん』を読む ルピック家観察

家庭相談所の目で、ルピック家の日常生活を観察。異常な日常を想像する。

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ゼミ合宿  令和元年(2019年)9月5日(木)~6日(金)

【ゼミⅡゼミⅢ合同ゼミ合宿参加者】(アイウエオ順)

ゼミⅡ・ゼミⅢ合同班長・西村美穂

☆〈ゼミⅡ級長・宇治京香、佐久間琴莉〉
 
ゼミⅡ ・伊東舞七   ・大森ダリア  ・宇治京香   ・梅田惟花

     ・佐久間琴莉  ・佐藤央康   ・安室翔偉

☆〈ゼミⅢ級長・吉田飛鳥、中谷璃稀〉 

ゼミⅢ ・神尾 颯   ・東風杏奈  ・佐俣光彩  ・志津木 喜一  ・

     ・中谷璃稀  ・西村美穂  ・吉田飛鳥  ・山本美空

教員=下原敏彦
同行=下原康子

ゼミⅡ・ゼミⅢ合同ゼミ合宿地

長野県下伊那郡阿智村昼神温泉郷

究Ⅲ下原ゼミ通信No.15 ―――――――― 4 ―――――――――――――

 ゼミ合宿 日程

9月5日 木曜日

集合時間 8時30分

集合場所 バスタ新宿 (南口) 4階

バス乗車 「飯田行」

出発時間 9時05分

双葉サービスエリア 11時00分 15分休憩 
         11時15分 出発 昼食は各自車内で

伊賀良 13時05分 高速バス下車 
「ひるがみの森」送迎バスに乗車

昼神温泉郷 13時30分 宿「ひるがみの森」到着
周辺散策、自由、入浴

「熊谷元一写真童画館」見学15時00分 (宿から徒歩5分)

夕食 17時30分

バス送迎 18時30分 → ロープウェイ駅 → ヘブンス園原
日本一美しい星空見物

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ゼミ合宿 日程

9月6日 金曜日

6時30分前後 朝市見学 地元の産物を知る

7時30分 朝食

9時30分 ~宿送迎車に乗車

10時00分 満蒙開拓平和記念館 見学
       武田信玄終焉の寺

11時30分 宿場 熊谷の生家 散策しながら打ち上げ会場に

上の同館は、2016年秋に天皇皇后両陛下が見学に訪れて話題になった。

12時20分 南国飯店 ゼミ合宿打ち上げ

14時20分 南国飯店の車で高速バス「伊賀良」へ

15時16分 「新宿行」高速バスへ

20時30分 新宿着 解散

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阿智村プレイバック

楽しかったドストエーフスキイの会「読書会」との合同旅。

満蒙開拓平和記念館の前で

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夏休みをどう過ごすか。夏休み前の課題としました。
※ちなみに私は、以下を計画しています。開店休業の道場を活用する。

写真家・童画家・教師

熊谷元一生誕110周年記念「一年生」写真展

月 日 2019年(令和元年)8月5日(月)~ 31日(土)

時 間  午後1時 ~午後6時(土・日5時)

会 場  土壌館下原道場 (船橋市二宮2-4-20)

休 館  8月29日 木曜日

交 通  JR津田沼駅北口バスターミナル3番、
     「船橋市役所 二宮出張所」下車、坂道下る徒歩3分

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2019年度下原ゼミⅢ出欠記録

  6・18現在、下原ゼミⅢは9名の登録者+1聴講生、計10名の受講生です。以下が参加の10人の出欠状況です。

・志津木 喜一       5/7     5/28     6/11                7/16

・神尾 颯  4/16    4/23 5/7   5/21 5/28 6/4   6/11  6/18

・松野 優作         5/7              6/11 

・西村 美穂 4/9 4/16 4/23 5/7 5/14 5/21 5/28 6/4 6/11  6/18 6/25 7/2  7/9  7/16

・吉田 飛鳥 4/9 4/16 4/23 5/7 5/14 5/21 5/28 6/4 6/11  6/18 6/25 7/2  7/9  7/16

・中谷 璃稀 4/9 4/16 4/23 5/7 5/14 5/21 5/28 6/4 6/11  6/18 6/25 7/2      7/16

・佐俣 光彩 4/9 4/16                6/4 6/11     6/25 7/2
 
・東風 杏奈 4/9 4/16  6/11        7/2

・山本 美空 4/9 4/16 4/23       5/21    6/4         6/25  7/2

・蓑野 悦子             5/14

 
       7  6  5  5 6  4  5  5  5  6   8  4   5  6  2   4

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読書会のお知らせ ドストエーフスキイ全作品を読む会「読書会」
どなたでも自由に参加できます。下原まで

月 日 : 2019年8月10日(土)
場 所 : 池袋・東京芸術劇場小会議室7(池袋西口徒歩3分)
 開 始  : 午後2時00分 ~ 4時45分
作 品  : 『カラマーゾフの兄弟』4回目
報告者 : 石田民雄さん

連絡090-2764-6052下原  toshihiko@shimohara.net

ゼミⅢの皆さん、楽しい夏休みを!!

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