第18回千葉県がんセンター例会開催 「にとな文庫」も演題発表

2012.11.10 TV会議室・研修室 9:00〜12:20

「センタープロジェクトを目指して」(8演題)と「がん患者支援について考える〜様々な立場から〜」(10演題)の発表がありました。「にとな文庫」から司書2名が参加し、下原が「にとな文庫にようこそ」という演題発表を行いました。
発表内容は、開設の経緯、組織基盤、財政基盤、担当者の資格、収書方針、サービス内容、利用状況、セールスポイント、利用者の声、広報 でした。質疑応答では「補完代替療法の選書方針」についてのご質問と「希少がんの情報提供」についてのコメントをいただきました。急所をつくご指摘にとまどいながらも、“伝わった”手ごたえを感じました。その後、例会準備委員会より参加者のコメント(10)が届きました。評価を受けて心が弾みました。「患者さんの声をもっと聞きたい」というコメントにお応えして、「にとな文庫 ことばの花束」を連載することにしました。また、「スタッフ用図書室との連携にさらなる検討を」という「我が意を得たり」のコメントもいただきました。現在の連携は、@本や資料の共有 A医中誌Web、電子ジャーナルの利用 B文献複写申し込み などですが、さらなる検討を進めたいと思います。研究やプロジェクトの発表で感じたワクワク感を患者さんたちとも共有したいと思いました。(下原)