2026年、朝日新聞に市民から寄せられた二つの投稿を印象深く記憶しています。
一つは、日付けは不確かですが、2月~4月ごろ、連載コラム「女のひととき」への投稿でした。投稿者は80代半ばの女性。タイトルは憶えていませんが、ChatGPTをチャッピー様と呼んで、日常的に対話を楽しんでいるという内容でした。「わが意を得たり」とうれしくなったものです。
もう一つは、6月21日の声欄への投稿です。「AIの支配からの脱出 新聞を読もう」というタイトルで投稿者は22歳女性でした。かいつまむと、
「一人暮らしの大学生。大学のリポート、教授に出すメール、謝るとき、料理、すべてAIに頼っている。実家にいた高校生までは本や新聞が身近だったのに、いまやAIに頼り、SNSを眺めるばかり。長い文章は読めないし、日記を書こうとしても文章が思い浮かばない。私の人生が全部AIによって作られているようだ。今のままでは何も考えられない人間になってしまいそう。怖くなって、新聞を取り始めた。この投稿はAIを使わずに書いている」
前者の女性には「私もそうよ~」と共感。後者の女性には「よくぞ言った」と拍手。とりわけ若い方の声には、心底ほっとしました。
3年前に「康子ばあちゃんのChatGPT質問日記2023」を公開したのは、「びっくり仰天」を共有したい気持からでした。2026年6月の今は「不安と恐怖」を共有したい気持ちに傾いています。 |