熊谷元一研究 2016(日本大学芸術学部文芸学科文芸研究V)


熊谷元一 年譜
編集:下原敏彦

1909年 
明治42
 
熊谷元一、長野県伊那谷会地村に生まれる。
1923年 
大正12
14歳 
長野県立飯田中学校に入学。 
1930年
昭和5 
21歳
智里東小学校に代用教員として勤務。 
1931年 
昭和6
22歳 
童画家武井武雄に師事。 
1932年 
昭和7 
23歳 
市田小学校吉田部校へ転勤。投稿童画「ねぎぼうず」が入選。『コドモノクニ』5月号に掲載。 
1933年 
昭和8 
24歳 
『コドモノクニ』で「すもう」発表。2・14赤化事件に連座し、2月20日市田小学校退職。
1934年
昭和9 
25歳 
童画家武井武雄の依頼により、カメラを借りはじめて「かかし」を撮る。 
1936年 
昭和11
27歳 
パーレットの単玉を17円で求め毎日村をまわり村人の生活を撮る。 
1938年 
昭和13
29歳 
写真集『會地村 一農村の写真記録』(朝日新聞社)出版。 
1939年
昭和14
30歳 
拓務省嘱託、満蒙開拓青少年義勇軍撮影。 
1945年 
昭和20
36歳
4月東京で空襲にあい満州関係の根が消失。6月拓務省退職。7月応召、熊本で終戦。 
1945年 
昭和20
36歳 
10月智里東国民学校勤務。5年担任。 
1949年 
昭和24
40歳 
会地小学校へ転勤。 
1953年 
昭和28
44歳 
4月1日「一年生」入学児童65名 東組担任。西組は18歳の原房子先生。
1953年 
昭和28
44歳 
岩波写真文庫『一年生』を撮る。 
1955年 
昭和30
46歳 
『一年生 ある小学教師の記録』(岩波書店)で第1回毎日写真賞受賞。 
1956年 
昭和31
47歳 
『一年生』の被写体となった子どもを4年生まで受け持つ。 
1966年 
昭和41
57歳 
教員を退職 一家で上京。清瀬に転居。 
1968年 
昭和43
59歳 
絵本『二ほんのかきのき』(福音館書店)出版。百万部を超えるロングセラーとなる。
1971年 
昭和46
62歳 
清瀬市の自然の写真を記録しはじめる。 
1975年  昭和50 66歳 
写真集『ある山村の昭和史 信州阿智村39年』(信濃路)出版。
1976年 
昭和51
67歳 
清瀬市自然を守る会会長に就任。 
1981年 
昭和56
72歳 
「伊那谷を写して50年展」 
1986年 
昭和61
77歳 
「教え子たちの歳月」「清瀬の365日」展。 
1988年 
昭和63
79歳 
昼神温泉に「ふるさと童画写真館」(のちに「熊谷元一写真童画館」に改称)開館。 
1990年 
平成2 
81歳 
日本写真協会功労賞受賞。
1993年  平成5 83歳  長野県教育関係功労賞を受賞。阿智村名誉村民。 
1994年 
平成6 
84歳 
地域文化功労者文部大臣賞受賞。 
1995年 
平成7 
86歳 
第二回信毎賞受賞。 
1996年 
平成8 
88歳
「50歳になった一年生」撮影で全国行脚。 
1996年 平成8  88歳   9月22日、熊谷先生米寿と50歳になった一年生の祝賀会(母校小学校で同級会)。
1996年  平成8  88歳   11月24日 NHK「にっぽん点描」で『教え子たちの歳月 50歳になった一年生』を放映。
1998年  平成10 90歳 「熊谷元一写真賞コンクール」 開始
2001年 
平成13
92歳 
写真集『五十歳になった一年生』刊行。 
2006年  平成18 97歳 産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞。 
2010年 
平成22
100歳 
記念文集『還暦になった一年生』刊行。 
2010年 
平成22
101歳 
11月6日、清瀬にて逝去。