患者図書室挑戦の記録


患者さんの声 @ 2006.5〜2008.12 (264件)

患者図書室「にとな文庫」における 光景・交流・思い・共感・実感・つぶやき など。 

2006 貸出手続きにおいてプライバシーは大丈夫ですか?(貸出票は利用統計集計後に廃棄)
2006 夫が肺がんで市立図書館で借りてきて読んでいる。この図書室ができて喜ぶと思う。
2006 本を探すのは難しいので、こうしてまとめてあるとありがたい。(多数)
2006 家族も利用できるのがありがたい。(多数)
2006 「父がここで亡くなりました」とご家族が本を寄贈してくださった。
2006 主人のがんが転移した。これからどうなるのか知りたい本人は知りたがらないのでかわって勉強したい。
2006 僕の詩集が患者さんの闘病を励ますことができれば」と近隣の若者が直接来訪して詩集を寄贈
2006 新聞で知ったという方からの寄贈。(多数)
2006 この病院はなんでもはっきり話す。私はそのほうがいい。こうして調べることもできるから。(男性患者さん)
2006 図書室に来るのは怖かったのですよ。(若い女性患者さん。しばらく閲覧して帰られるときの一言)
2006 中年女性患者さん、がんをかかえながら心臓病の大手術もした。地域の医師との連携に助けられた。「がんの治療なら覚悟しているが心臓手術はイヤ」と言ったら、がんの主治医から「心臓あってのがんだよ」と言われた。
2006 乳がんの方。「農家で、自前で作った作物を食べ、食には気を使っていたのになぜ?
2006 メッセージノートにに寄せられたコメント「初めてきたのは11月でした。恐る恐る図書室をのぞきました。けれど、この図書室でがんについての本をガンガン読んでいると少しだけがんが怖くなくなりました。今はできるだけ客観的にいろんな資料を読もうという気持ちになりました」
2006 末期がんの患者さんの名言「おれはブレーキとアクセルを同時に踏んでいる
2006 パパが赤ちゃんをだっこして医学書を。ママは小さな女の子に絵本を。待ち時間のようだ。
2006 膀胱がん患者さん二人、外来治療の待ち時間に情報交換。
2006 医師(研修医)、雑誌を読まれ小1時間を過ごされる。コーヒーのサービスを喜ばれた。お茶のサービスは患者さんにも好評。
2006 専門的な本があってうれしい。(多数)
2006 「やっと退院できます」とうれしそうに報告に。
2007 入院中の若い女性とお母様。図書室で静かな時間をすごされた。
2007 元気になる本をいっぱい読ませていただきました」と女性患者さんが退院のごあいさつに。
2007 がんで亡くなった妹さん作の絵本を寄贈していただいた。
2007 ここに来るといつもいい本がみつかります。(多数)
2007 乳がんの患者さん二人が情報交換とおしゃべり(よく見かける光景)
2007 前立腺がんの患者さん「病院にこんな場所があるなんてねえ〜」とお喜び。
2007 県の職員の方「まさか自分が・・手術目前の時期は調べる気になれませんね
2007 あまり他の人と話したくない者にとってこの場所はありがたい」と入院患者さん。
2007 闘病記を読むのが好きだったのでありがたい」という家族の方。
2007 あなたと知り合えてよかったわ。またこの場所で会いましょうね」と患者さん同士。
2007 検査結果待ちの間に寄られた患者さん「大丈夫でした!」と結果報告。「仲間にもこの場所紹介します」
2007 肺がん術後の患者さん「図書室に来る人は、あるていどポジティブな気持ちになれた人だと思う
2007 「病室で本を読んでいても気が散る。ここは落ち着けます
2007 ご夫婦で来室される方が少なくない
2007 外来の待ち時間にここに来るのが楽しみです。(多数)
2007 同病(同室)者同士で連れ立ってくる方も少なくない
2007 「本が好きでいっぱい買い込んで読んでいたが、ここに同じ本やそれ以上の本があってうれしい」
2007 千葉県の病院の看護師さん来室。「来たかったのよ、この図書室。いいわねえ。オスラー『平静の心』があるのね」
2007 同室の乳がん患者さん3名が連れ立って来室。お互いの体験を語り合う。「がんになる人っていい人が多いのよね」全員が「そうそう」
2007 母娘が連れ立って来室「こういう場所があるのね」(母)「でも、まだ調べる気にならないわ」(娘)
2007 「お世話になりました。退院です。外来に来たときまた寄ります」と男性患者さんのご挨拶。
2007 お父さんの検査待ちの母子。小学生の男の子は図鑑『人のからだ』などを見てたいくつしのぎ。
2007 乳がん患者さん3人がにぎやかに来室「わあ〜癒しの部屋だわね」と感嘆。
2007 居合わせた医師を交え女性患者さん、ご家族と歓談。臨死体験、医療崩壊 などなど。
2007 検査で影がみつかった患者さん、落ちこんで図書室で涙していたところにセンター長が来室。しばらく話された。笑顔が戻り「本を借りる元気が出ました。こんなステキな場所があってよかった」
2007 妻が入院しているので一日おきに見舞っているが、「ずーっとそばにいなくてもいいのよ」と言われここに暇つぶしに来ている。こういう場所があって助かります、とご主人。
2007 病気になり、家族が助け合うようになった。2歳の孫まで「おじいちゃん、今日のぐあいはどう?」と聞いてくれる。
2007 千の風にのって」は厳しい闘病中に聴くにはつらい歌だ。ユーレイになったような悲しい気持ちになる。好きだったモーツアルトも聞きたくない。今は美空ひばりがいい。(すい臓がんの男性)
2007 まず家族がのぞいてみて、それから患者さんと連れ立ってくる方が多い。
2007 用意した老眼鏡が好評。
2007 毎日新聞千葉版でにとな文庫を大きく掲載。「見ました」という患者さん3名。
2007 にとな文庫の開室にあわせて外来日を変更してもらっていた。平日通して開くようになってうれしい。
2007 断りもないままに担当の医師が交代になり、処方も変わった。不安だ。
2007 診察室の前で長く待つのは憂鬱だ。こういう場所があってうれしい。
2007 医師来室「今日は疲れたな。ここくつろげるね。眠くなってきた」
2007 肝がん11年の患者さんの治療の歴史を聞く。「がんの根っこを断ち切る方法はないものかねえ
2007 医師から図書室があると聞いてきましたという患者さん。
2007 受容の気持になれる本ありますか」と泣かれる若いお母さん。答えもことばもみつからない。
2007 「受容」で泣かれた若いお母さん。「主人は医師だからデータで悲観しているが、わたしは笑いの力を信じる、今はデータよりも丸ごと一冊の本が支えになります
2007 ご主人が末期がんの奥様。「たった一口でもおいしいと食べて欲しいので一生懸命料理している」と。得意メニューのレシピをいただいた。
2007 <医学情報>よりもまずは<キモチを立てなおすための知恵>が欲しい」という方が多い。良書の収集に努めよう。
2007 お母さんと幼児、待ち時間に絵本を読んですごされる。
2007 末期がんの家族、治癒が望めなくなってからの医師とのコミュニケーションの難しさを語られる。
2007 女性患者さんから「優しくしていただいてありがとう」と言われた。何もしていないのに・・・
2007 ご夫婦で。奥様が熱心に情報収集するそばで、患者さんのご主人はゆったりすごされた。
2007 入院中の患者さん「こんないい場所、記念に写真にとらせてください」とデジカメで数枚撮影。
2007 転院まじかの患者さん、「この図書室すごい。もっと早く知っていたら」と残念そう。
2007 乳がんの患者さん「ホルモン治療が長いのが苦痛、とりわけ経済的に」と語られる。
2007 乳がん患者さん同士、ブラジャー、温泉の入り方などについて情報交換。
2007 「MRIをとると言われた。病気が重いのだろうか」と言う患者さんに居合わせたセンター長「そうでもないよ。たいてい撮るよ」とあっさり。
2007 手術を控えた患者さん、医師のリスクについての説明が多くて気がめいる、と話される。
2007 手術以外の方法でも95パーセントは大丈夫。5パーセントに再発の危険あり、と言われた。どう考えていいか」と悩む男性。
2007 外来化学療法中のママ。点滴中はマンガがいいと「ブラックジャック」を貸出。8歳の息子がいたわってくれて、出かけるときは荷物を持ってくれるの、と話される。
2007 検査をクリアした外来患者さん、ほっとしてしばし読書。
2007 夫が入院中。お互い「がん」ということばを避けている
2007 「情報」よりも「心が元気になる本」が読みたい。(多数)
2007 退院のごあいさつにみえた肺がん患者さん「禁煙を続けるの辛い」という夫に奥様から「手術で切り取った部分を見たら金輪際そんな気にはならないはずよ」ときつい一言。
2007 ご主人が退院。奥様はケアマネの勉強をされている。「でも、主人の介護じゃお金にならないわ」と苦笑。
2007 明日乳がん手術という女性。とても元気。世界中ビンボー旅行をしたので、病院のベットは苦にならない、とのこと。
2007 こんないいとこ、なんで早くこなかったのかな。コーヒーまで出て最高だよ
2007 主人は末期がんです。でも、彼はそう思っていないの」とつらそう。
2007 胃がん術後3日の患者さんから、趣味、生き方を聞く。平凡に見える人の中に素晴らしい人々がたくさんおられる
2007 主治医が休暇をとるといかにもうれしそうに言われた」と末期がん患者さんの奥様がさびしそうにつぶやかれた。
2007 ちらとのぞいていく人は多い。声をかけると入ってくる方もある。(多数)
2007 検査待ちらしい母子。男の子は読書感想文の宿題を書いてすごす。
2007 お酒の好きな患者さん(夫)「少しくらいなら飲んでもいいって書いてある本はないかな」奥様「そんなのないわよ」とつれない返事
2007 明日退院の患者さんと手術をひかえた患者さんが励ましあい。(よく見かける光景)
2007 検査待ちの患者さんがレース編みをしてすごされる。かたわらに気づかうご主人の姿。
2007 膵がんの女性「家族でなくて私でよかった、悪いことばかりでなくよかったことを数えてありがたいと思うようにしている」と話される。
2007 退院まじかの患者さん「こんな場所あるの知らなかった、有料ですか?」まだまだPR不足。
2007 男性の入院患者さん二人がそろってインターネット。目的は蕎麦屋探し。「こういうのんきなことできるのだから、もう患者じゃないよな・・・」「再発・転移の心配さえなければ、それほど苦しい病気じゃないけどなあ・・・
2007 厳しい告知後のご家族(奥様)が看護師長さんの紹介で来られた。ただ聞くのみ。
2007 膵がんの女性、闘病2年目を迎えた。効果のあった薬が効かなくなってきた。今は薬を併用しているが副作用がつらい。趣味は和弓。昇段試験を受けるつもり、と明るく話される。
2007 末期がんのご主人に向き合うのがつらい「ときどき泣きにきていい?」と言われる。手をにぎってうなずくだけ。
2007 子宮がんの女性、腕につけているお守りの由来話を聞く。
2007 誰もいなかったので赤ちゃんに授乳のママ
2007 乳がんの患者さん、院内に患者の集まりが欲しいと言われる。(多数)(後に患者サロン発足
2007 末期の夫に対する病棟スタッフの対応がありがたかったと感謝の奥様。
2007 「こんなにがんの本そろってる!自分でもいっぱい買ったけど」と女性患者さん。
2007 脳腫瘍の女の子、ママとインターネットでゲーム(黙認)
2007 「もう何もできない」と言われた男性。携帯のお孫さんの写真を見せて「この子の記憶に残るくらいまでは生きたい」とおっしゃる。インターネットで株のチェック(短時間)
2007 カフェみたいな雰囲気がいいですね」と広島からの女性患者さん。
2007 広島からの患者さん、バンサン(絵本作家)の絵が好き。「私も絵を描くの
2007 研究局の医師「この場所もっと宣伝したほうがいいよ
2007 記名だけで本の貸出ができるのにびっくり、という患者さん。「退院後も勉強できるのでありがたいです
2007 病院らしくない場所ですね」(この感想は多数)
2007 「主治医とナースの対応のおかげで素晴らしい看取りができました」と末期がんのご主人を亡くされた奥様が感謝された。「ここは悲しい場所なのに私にとっては主人と最期すごしたなつかしい場所です。そう思えるのはみなさんの支えがあったから」と言われた。
2007 「気になっていたけど、へえ〜いい部屋だねえ」初入室の方。
2007 わあ、すごい新しい本がいっぱい」初入室の方(この感想多数)
2007 乳がん患者さん二人連れだって。それぞれ放射線治療と抗がん剤治療が始まる。「症状の進み具合で治療の順序が違うのね」退院後の生活のことなど情報交換。(よく見かける光景)
2007 久しぶりに読み応えのある本(医療関連一般書)を読みました」と初老の患者さん。
2007 肺がん転移の女性、読み応えのある本を2日間で3冊読破。生き方、死に方について含蓄のある語り。「がんで死ぬのも悪くない」と言われる。
2007 入院中の男性、連続折鶴を作成。病室でもっと複雑なのに挑戦するからと包装紙を持ち帰り。
2007 「この場所、くつろげるわねえ」初入室の同室の女性患者さん二人。(この感想多数)
2007 同期の看護研修生「研修おわりました。お世話になりました」とチョコのさしいれ。
2007 長く未返却になっていた本を家族が持参。(同じ例がこれまで3回)残念ながら未返却のままも数冊ある。
2007 返却時に「いい本でした」(多数)一番うれしい感想だ。
2007 初老の肺がん男性「退院まじかになってやっと本を読む気になれました
2007 医師はどうですかと聞くけど、どうなってるのか知りたいのはこっちだよ」と憤慨する男性。「具体的な質問を用意しておいて聞いたらどうでしょうか」と言ってみたが。
2007 ここにきてみてがんの人が多いのに驚いた。(この感想多数)
2007 広島からの女性患者さん、作りかけの刺繍を持って来室。
2007 広島からの女性患者さん、クリスマスにブロクを開設
2007 利用者数名、皆さん静かに読書。図書室らしい光景。「音楽が流れていたほうが落ち着きますね
2007 入院中の若い女性患者さんのブログを拝見。患者さんのブログはこれで三人目。もっとおられるかも。
2007 味覚の異常が辛いという患者さん(少なくない)
2008 車椅子の少年、お母さんと。絵本を見て10分ほど過ごす。
2008 IMRT同窓生3名、外来日を同じにしてもらったとのことでそろって来室。お元気そう。
2008 元ナースの患者さん。医師の夫と家族でアメリカで暮らした楽しい思い出を話される。
2008 手術を控えた若くてきれいな女性。趣味はジャズで、自分はサックス、主人はトランペット。新婚旅行はニューオリンズへ行ったの、などと話される。
2008 図書室で働くにはなにか資格が必要なんですか?だっていい本がいっぱい揃っているのですもの
2008 サックス美人、入り口からのぞいて「これから内視鏡なの」とにっこり。その明るさに心が痛む。
2008 肺がんの男性患者さんの「リンパ球療法」について比喩を使った上手な説明に感心しきり。
2008 妻の抗がん剤治療に付き添ってきた男性「ますます怖くなってくるので本は読めない」と退室。
2008 いつかはこういう日が来るとはわかっていたが・・・突然で」83才の妻につきそってきた男性。
2008 地方からの入院患者さん。自宅に魚を送りたい。魚河岸が近くにないか。インターネットに「浦安魚市場」あり。自宅のハーブ園で作ったというハーブ茶をいただいた。
2008 乳がんの女性。皮膚に障害。抗がん剤、ホルモン剤の副作用か。皮膚科外来にかかる予定。「副作用は患者にとっても医療者、製薬企業にとっても重要な情報なのでしっかり伝えるべき」と話す。
2008 主人は先生にまかせておけばいいと言うが・・・情報が乏しく気になることだらけ」という奥様に、気になることメモしてたずねては、とアドバイス。
2008 IMRTの同窓生、外来が終わってお立ち寄り、昭和一桁世代の気骨が感じられる会話。
2008 それぞれ自分なりの利用方法を会得したリピーター利用者が静かに過ごされる、静かな時間が流れる。
2008 温存が無理と言われ落ち込む乳がん患者さんを先輩患者さんがなぐさめておられた。(よく見かける光景)
2008 放射線治療を終えた入院患者さん、コーヒー飲んで本をパラパラ。「ここに来るのがいい気晴らしになっています」
2008 定年後を二人で楽しもうと思っていた矢先・・・」「でも、今でよかったかも・・・」と揺れる気持を話されるご夫婦。「聞いてもらって少し楽になりました」
2008 画家の男性患者さん「マチスの絵は痛みを和らげる。線にリズムがあってそれに癒し効果があるのかな?」と興味ある発言。(絵画療法?)「ぼくもそういう絵が描けるようになりたい」と言われた。
2008 薬の副作用をうたがった患者さん、症状の経緯をご主人の協力でエクセルの表にした。主治医に見せたら感心された、とうれしそう。
2008 ご主人の入院中にご自分の乳がんがみつかり治療中の奥様。二人とも味覚障害があるので、食事に困っている。
2008 50年間働き続けたという肺がんの女性。病気になって仕事をやめ、住まいも移し生活が一変した。淡々と語られる。
2008 お茶と音楽と本、いい場所ですねえ〜」と高齢の女性。日野原先生の本がお気に入り。分厚いオスラーの本(日野原訳)を借りていかれた。
2008 主治医の異動に伴い、他病院に移るがこれからもこの図書室を利用したい。
2008 乳がんの同室患者さんが連れ立って。同じ日に手術して同じ日に退院だとか。年も近く偶然にも自宅まで近かった。がんセンターでの出会い。
2008 見舞いの家族・知人のために土・日も開いているとありがたい。(この希望多数)
2008 肝機能障害が薬の副作用ではないかという疑問をお持ちの患者さん、主治医に話したがその対応に不満げ。
2008 広島から月1回診察にみえる女性患者さん。毎回にとな文庫に寄ってくださる。
2008 整形外科の大手術を終えた患者さん生還のあいさつに。ドクター、ナースへの感謝の気持を熱く語られた。
2008 リンパ浮腫予防のサポーターを買いに来られた乳がん患者さん。ロング茶髪のカツラがとてもお似合い。思いきったおしゃれできてかえって楽しいわ、と言われる。
2008 検査待ちの女性と会話、「お仕事の邪魔していませんか」と気になさる。「暇げな様子」にしなくては。
2008 家族に迷惑かけたくないから」と緩和への入院を希望する母。娘は「在宅で看たい」と。こうしたすれ違いもある。
2008 5年前にがんセンターの患者だった。近くに来たので寄ってみた。「素晴らしい図書室ですね!」を連発。
2008 外来の看護師さん2名「仕事が落ち着いたころ来て見るといつも閉まっていて。こんなにいい本あるのに」と。スミマセン・・・貸出をPRする。
2008 「胃がんの手術をした。先生はいろいろ説明してくれたがよくわからない。勉強しなくては、と思った」と2冊貸出。
2008 これから手術の男性。静かに閲覧1時間。その本ともう一冊を借りて退室。患者図書室利用の一つの典型。
2008 脳腫瘍のKちゃんのお母さん久しぶりに。Kちゃん再入院中。また、にとな文庫にゲームしに来てね。がんばれ。
2008 入り口からしきりにのぞく男性。数回、声をかけてみたが手を振られた。(よく見かける光景)
2008 手の痛みの副作用(?)に悩む主婦。主治医のアドバイスで、皮膚科、整形、手の外科など受診。どんどん積極的、自立的になっていかれる姿に目をみはる。
2008 IMRT同窓生、診察の待ち時間ににとな文庫で待ち合わせ。(毎回)
2008 様々な個別の症状を訴えられる患者さんたち。解消されないことの中に医療の限界を感じる。
2008 気が滅入る本ばかりですね〜」と退室される方も少なくない。ふれあい広場などの本を案内しながら「知りたくなったり迷ったりしたとき使ってくださいね」と伝える。
2008 ご主人の診察の待ち時間に奥様は持参したパッチワーク。サンプルをいただいた。
2008 めずらしいがん」という男性。「お調べしましょうか」と言ったら「あんまり知りたくないから
2008 PC利用常連の方「ここのおかげで退屈せずにすみました」と退院のご挨拶に。何はともあれよかった。
2008 闘病記の中では「末期がん」のものがよく読まれるようだ。
2008 IMRT卒業生、定期診察。趣味の草木染の話をうかがった。
2008 大腸がんの男性、先客患者さんと歓談され「勇気が出ました、こういう場所ができてうれしいなあ〜」と。「でも、本はまだ怖くて読めませんが」と言い残して退室。 
2008 センターの病院食がおいしいという方、これで4人目。
2008 様々な薬の副作用で悩みがつきない乳がんの女性。ひき続き症状を記録して伝えるように励ます。
2008 「腹膜播種について知りたい」という家族(奥様)。すでにある程度知っておられた。「これからどうなっていくのか、不安で・・・」と言われる。
2008 前立腺がんの男性「手術を選んだ自分なりの理由」を語られる。「おれはなにかと運の悪い男だから必ず再発すると思う。だから放射線治療はそのときのためにとっておく、女房も納得した」と明るく。
2008 退院まじかの患者・家族の質問に多いのが「がんにいい食事の本ありますか」「再発を防ぐ方法はありますか」「いい代替療法ありますか
2008 読みたい本、いっぱいあるけど字が小さすぎて・・」と残念そうな女性
2008 かつら購入にきた女性「ここでいっぱい本が借りられてありがたい。自分ではこんなに買えないから」(多数)
2008 本日(6月2日)より午前中から開室。最初の来訪者は数日前に脳腫瘍で亡くなったKちゃんのパパとママだった。
2008 前立腺がん手術の男性「今日退院です」とごあいさつに。心配していた尿モレもなく笑顔で。
2008 高齢のご夫婦。待ち時間にソファーに仲良くならんで読書。(よく見かける光景)
2008 入院の女性、2冊返却してさらに2冊貸出。自分なりの利用の道筋を見出されたようだ。
2008 大腸内視鏡検査を待つ女性、にとな文庫ですごされる。検査終了後、「無事終わりました」と笑顔でのぞかれた。(多数)
2008 胃がんの男性、看護学生と。「外来で知人の姿を見かけたが隠れた。ここでは会いたくない」と。相手の方も同じだろう。
2008 検査待ちの女性「ここにいると待つのが楽です」(多数)
2008 60代の乳がんの女性「治ると確信しているので動揺はない、家族にもその気持が伝わっているのか、今までどおりでいられる。「我ながら案外強いと思った。若い方や子どもさんはかわいそうだ」と。
2008 研修医(女性)、看護学書と『感染者』(フィクション)を貸出。読み物を借りる医療者には親しみを感じる。
2008 闘病記など読み物類の貸出リピーターが増加。「読むことで前向きな気持になれます」と。
2008 入院患者さんの貸出で「2週間どうぞ」と言ったら「そんなにいませんよ」ごもっとも。
2008 外来化学療法でみえた女性。フラフラするので貧血ではないかしら。血液検査の結果では治療ができないかも、と心配される。
2008 若い男性、3年前にここで手術した。再発で再入院する。こういう場所、特にインターネットが使えてうれしい。利用させてもらいます。
2008 車椅子の若い男性、ナースの引率で来室。約20分インターネットを利用。終わって病棟に電話連絡。ヘルパーさんがお迎えに。
2008 ゆっくりしていた男性に病棟からおかえりコール
2008 「主人が入院中。退院まじかになって、やっと調べたりする気持になれました」と奥様。
2008 退院後はじめて受診の若い女性。今朝、食べ物が胃の途中でつかえた。心配で受診。職場復帰もしたが疲れる。
2008 定期診察の女性、待ち時間を過ごされる。診察が終わって「大丈夫でした」とごあいさつに。表情が輝いていた。
2008 前立腺がん検査待ちの男性、自作の学習ファイルを持参で調べもの。「勉強しないと医者に質問できないから」と積極的。
2008 肺がんの男性、退院のごあいさつに。オメデトウと言えないのがつらい
2008 3年生の坊やは夏休みの宿題、ママは読書。坊やは動物の『ウンチの本』に関心。
2008 吹奏楽器は呼吸のリハビリにいい、と肺がんの患者さん。サックスをなさる。音楽療法士さんにつなぐ。
2008 車椅子の入院男性とご家族。二人のお孫さんは絵本を閲覧。
2008 上野創さんの『がんと向き合って』を借りた入院女性。上野さんの直筆サインがあるのを喜ばれ、看護学生に見せておられた。
2008 退院後も外来診察のたびに立ち寄よられるリピーターの利用者が増加。
2008 広島から定期診察の女性。居合わせた子宮がんの女性と食事、浮腫、日常生活など情報交換。広島の女性のブログを一緒に見る。
2008 夫婦でがんの奥様。ご自分も浮腫などで辛いのに食欲のないご主人の食事に心を砕いておられる。食事献立の本と「老子(タオ)」を貸出。
2008 血液検査の結果を聞きにきた患者さん。「このくらい電話で教えてくれたって」と言いながらも個人情報への認識もあり。軽い調子で「どうせまた入院だよ」と。
2008 「検査略語表」の作成者来室。入院から1年が経過してとてもお元気。「私がIMRTの治療をした最高齢の患者です
2008 内視鏡検査の女性、10時半の予約が大幅に待つことになりにとな文庫に。孫にせがまれている「バーベキューの炉」の作り方が知りたい。インターネットにあった。「病院は大嫌いであまり来ないけれど、最近は図書室があるのですか」(この質問多数)「まだ少ないけれどじょじょに増えてきています」と答える。
2008 内視鏡検査を待つ女性のところに、「もう少し待つようですが検査の前準備(点滴など)をしておきましょう」とスタッフのお迎え。「それより先生に昼食をとってもらってください。医者の不養生はいけません。私はここで待ってますから」「ありがたいお言葉、先生に伝えます」という心温まるやりとり。
2008 何かの説明書をコピーした女性、退院の予定だったが投薬ミスが発生し様子を見るために退院が延期になった。医師から口頭と文書で本人と家族に説明と謝罪があった。ミスはともかく対応に対するご不満はないようにお見受けした。
2008 静かに読書の女性、ジュディー・コリンズのCDを聞いて「主人が好きな曲です。今、手術中です」と。後に、CDを貸出したお礼にとビートルズのCDをいただいた。
2008 車椅子のおばあちゃんとお見舞いのママと坊や(3,4才)とおねえちゃん(5,6才)絵本を読んですごす。
2008 サックス美人、久々にお母様と来室。腰痛、食事などが悩み。関連本2冊貸出。以前に居合わせておしゃべりした広島の患者さんのブログ「キッチン・ファーマシー」を見る。
2008 宮崎県の図書室司書さんから電話。地域の患者さんから「導尿についての本や情報を入手したい」という手紙がきた。本とHPのコピーを送りたいとのことで、アドバイス。
2008 「かかっていた病院から見放された」という男性、お母さんとお姉さんがつきそって来られた。待たされるのが辛そう。本には目がいかない。
2008 ママと坊やとおばあちゃん。待ち時間に。坊やは絵本よりも万華鏡がお気に入り。
2008 ご夫婦(奥様が患者さん)で来室。絵本、読み物を読みながらお昼をはさんで長時間滞在。
2008 大腸がんの女性、闘病2カ月。体の変調、不安感、孤独感、病気以前の自分と今の自分の間の断絶感が辛い。新しい自分を模索中です、と話される。
2008 子宮がんの女性、食の自然派。自家製の杉の葉のお茶をいただいた。
2008 乳がんの女性、肺がんのご主人と。『夫婦でがんになりまして』を貸出。
2008 熟年夫婦。「検査略語表」を喜ばれた。ソファに並んで一休み
2008 初来室の入院男性。解剖学書を閲覧。
2008 ご主人が前立腺がんの疑いがあり情報収集にやっきの女性。詳しい情報収集は検査結果と説明をじっくり聞いてからでいいのでは、とアドバイス。パンフレットを持ち帰られた。
2008 乳がんの女性。年寄りもいるし、12月には孫も生まれる。竹を割ったような性格で何でも知って行動したい。じっとしていられない、とパワフル。
2008 肺がんの男性。呼吸リハビリのためにサックスをはじめた。音楽療法を評価
2008 副作用に悩む乳がんの女性。なんとか乗り切り身の回りを整理してスイスへ。その後娘のいるベルリンに行くつもり。主人の料理の腕も上がったので留守をしても大丈夫。小倉恒子さんの本に感動した。
2008 卵巣がんの患者さんから詩集とエッセイの本3冊寄贈。細川宏『病者・花』をおすすめしたら、待ち時間に読了された。
2008 腎がん&前立腺がんの男性、手術まじか。居合わせた女性患者さんたちの会話を聞いて「女性は強い」と感心しきり。
2008 肺がんの女性、余命を告げられ身辺の整理を始めたがイレッサが効きマーカーが正常値になった。主治医もうれしそうに「娘さんのいる中国に行ってきてください」と。
2008 腸閉塞を繰り返しその都度入院のご主人につきそう奥様。通路での立ち話で涙。
2008 脳腫瘍の女性、ヘルパーさんと車椅子で。絵本を2冊貸出。
2008 死で終わる闘病記は辛い。回復した話を読みたい、と肺がんの女性。
2008 広島からみえた定期診察の女性、これから病棟同窓会に参加する、と。
2008 前立腺がんの男性、主治医へワープロの質問文書を渡したら、主治医からも文書で回答をもらった。
2008 夫が食道がんの奥様、「がんの告知には反対」「病室でプライバシーがないのが辛い」「人間ドックで安心していたのに・・
2008 がんは運」今日は二人の方からこの言葉を聞いた。検診や人間ドックも完全じゃない。
2008 「入院中にこの場所知らなくて損したわ、今まで本を買ってたけど、これからここで読めてうれしい」外来の女性
2008 進行性乳がんの告知を受けた女性、身辺整理について話される一方で治療の情報も積極的に収集。どんどん利用させてもらいます、と言われる。
2008 手術を明日に控えているのに元気いっぱい遊び大好きの団塊男性。「にとなにっこり文庫」という愛称をいただいた。
2008 輝けるがんの人」はどちらかといえば女性の方が多い。そのお一人。「平気で動き回る私の無謀さにあきれた妹から、心配するほうの身にもなってよ、と言われちゃって」「もし、あなたが妹さんの立場だったら?」と言ったらはっとされた。
2008 パワーポイントで症例報告を作成している男性。「先生にお見せになるのですか」と聞いたら「相手によりけり」と。
2008 看護師だったという女性「人の病気と自分の病気は大違い」と。
2008 IMRT同窓生、3ケ月ぶりににとな文庫で待ち合わせ。互いの無事をコーヒーで祝杯
2008 開室10分で十数名の入室。外来が込み合っているときの利用は多くなる。
2008 2組の夫婦(検査待ちと手術前)が来室。これまでまるっきり縁のなかったがん関連の本に圧倒され、すぐには手が出ない、と言われる。
2008 緩和ケアの本を返却にみえた男性「妻は3日前に亡くなりました
2008 退院のご挨拶にみえた男性「いい仕事してますね。がんばってください」とデジカメで記念撮影。
2008 車椅子の老齢の男性「広辞苑はない?」(あり)「『生物と無生物の間』という本ない?」(あり)「君、給料もらってるの?」(もらってます)と質問攻め。ひととき過ごして「イヤー楽しかったよ」と退室。
2008 広辞苑氏、ナースと来室「本を見てると痛みを忘れるね」「ここにベットを運びましょうか」とナース。
2008 乳がんの女性、「ここで借りた専門書のおかげで先生の説明が理解できました」とうれしい報告。
2008 待ち時間を読書で過ごす男性「この場所があってありがたい」
2008 抗がん剤、苦しくなかったわ、抜け毛に備えてベリーショートにするつもりよ」という乳がんの奥様のそばで情報収集担当のご主人がニコニコ。
2008 肺がんの男性はにとな文庫で、奥様はスターバックスで別々に過ごされる。「会議室で(自分に関係のある?)症例のカンファランスをしていた。参加したいと言ったら断られた」とご主人。
2008 車椅子の女性、「今は字が追えなくて本が読めない、また来ます」と残念そう。
2008 明るい男性患者さん、退院後の診察に。尿モレの苦労を笑いながら話される。「あんまり来ないでね」「なるべく来ないようにしたいよ」
2008 大腸がんのご主人と奥様。「こんな本見たくねえなあ」とご主人。
2008 『骨髄ドナーに選ばれちゃって』を借りた女性(お母さん?)「移植なさるの?」と聞いたら「いいえ、ドナー登録をしようかと迷っているの」と言われた。
2008 朝一番で入室の男性「ここのお客さん、全員がん?すごいねえ」と一言(多数)
2008 退院の男性、「食道がんを内視鏡でとって宿題を一つ終えたけど、まだ悪性リンパ腫とのつきあいが・・・」と。
2008 患者サロンが欲しい、なければ作りたい」という乳がん患者さん。(その後、作られた)
2008 乳がんを部分切除した女性。リンパ節転移なく明日退院。「楽しい入院生活でした
2008 乳がん一年目の検査の女性。待ち時間をにとな文庫で。温存選択の悩ましさを語られる。
2008 PC常連の男性。サムイ姿。居合わせたパジャマの女性が「私もサムイにしようかな」と。
2008 おじいちゃんをお見舞いの母子。ぼうやは本を書架から抜くのが楽しくてママを困らせていた。