患者図書室挑戦の記録


患者さんの声 ③  2012.1~2014.3 (188件)

患者図書室「にとな文庫」における 光景・交流・思い・共感・実感・つぶやき など。

2012 『あなたの癌はがんもどき』『34歳でがんはないよね』を返却した女性(家族)に感想を聞く「前者のような本が患者図書室にあるのに驚いた。極論だが真実が含まれていると思う。主人は抗がん剤治療を終えたばかりだが、私自身はショックよりも啓発された。主人(患者)にもすすめたが拒否された。後者の本はふつうだと感じた」
2012 骨シンチ検査待ちの女性、不安そう。すぐに結果が聞けないのも辛い、と。
2012 転移を告げられた夫が高級ウイスキーを買ってきた」と奥様。
2012 若い乳がん患者さん2名「乳がんは美しくて賢くていい人がなるのよね
2012 再発した夫とのコミュニケーションに悩む妻
2012 ご夫婦で来室。「闘病しながら働く悩みを聞いてもらえる場所がない。私に言われても、という医師の口調が冷たい」と。相談室につなぐ。
2012 3カ月診察の女性(60代)「夫が亡くなって20年。お正月には100歳の義母を見送った。がんばった自分に褒美を上げたい
2012 代替療法への関心多し。考え方についてのレクチャーがあればよいと思う
2012 乳がんの方「乳がん治療中に片方も乳がんに。転移ではなく原発早期がんだった。治療中だったから見つかった、幸運だった」
2012 「夫が白血病。治療のおかげで夫はふつうの生活をしている。死の病のイメージが変わりました」と笑顔の奥様。
2012 前立腺がん定期診断の男性、自前の情報ファイルを持参。にとな文庫の本はごらんにならない。自分が集めた情報がベストの典型の方。居合わせた同病の方に新情報を伝授。
2012 夫の抗がん剤治療の開始時刻をメモする妻。帰宅してポートをはずす役目とか。
2012 「ここにはいい本がいっぱい」と言ってくださるベストユーザーさん「患者サロンにも参加したいけど体が辛くて。楽しみだった主人との散歩にも行けなくなった」とさびしそう。「本に熱中しているときは楽しい」と闘病記から2冊貸出。
2012 ご主人が治療中、こんどは別の病院で実父に脳腫瘍がみつかった。移動だけでも時間をとられる。
2012 『子宮がんのおかげです』がよかった。著者に会ってみたいという若い患者さん。奥付にメールアドレスあり。出してみてはとすすめる。
2012 「『あなたの癌はがんもどき』を貸出できますか?(こういう本読んでもいいの?)」という放射線治療中の女性。
2012 卵巣がんの女性「お雛様を勝浦に送りたい」インターネットで募集していた。
2012 整形外科病棟の少年2名。一人は車椅子。1時間半の滞在中に病棟ナースから所在確認の電話。
2012 音楽療法ってなに?」という質問多し。
2012 サロン世話人の方から近所で撮ったツバメの写真をみせていただく。
2012 乳がんと多重がんの女性「なぜ私ばかり?」と嘆かれる。「園芸の本はないですか?」
2012 外来の男性、前の病院で受けたのと同じ検査を重ねて受ける不満を語られる。
2012 食道がん術後の男性、点滴台をひっぱって。「カラダに悪いことばかりしてきたから仕方がない」とかすれ声で。
2012 野球少年とお母さん「借りていた『がん哲学』と『ではまた明日』はどちらもよかった。後者を読むのは少しつらかったけれど」とお母さん。
2012 膀胱がんの3カ月検査の女性、不安はないと言いながらも「2時間も前に到着しちゃった」と。
2012 前立腺がんの男性(70代)「治療をやめたい。近々、家族といっしょに主治医と話し合う」ご自身の気持ちを明確に述べられ感銘を受けた。
2012 胆管がんの男性(60~70)「本は役立ちますか?」と聞いたら「教養(知りたい気持)のためにはね、でも時間つぶしということなら、本以外の趣味でもいいよね」と。
2012 入院男性(70代)庭師。個人の邸宅の造園をしている。そこに庭づくりが趣味という夫の検査待ちの女性(60代)が来室して歓談。
2012 野球少年、抗がん剤治療を終えて退院。「明日は今年卒業した高校の文化祭に行く」と。
2012 いつもだんなさまと一緒の車椅子レディー、リンパ浮腫が改善されない。医学・看護学書を好んで読まれる。「症状がよくなるわけではないが、読むと楽しくてわくわくする」と言われる。
2012 母ががん、姉はロンドン在住、妹はニューヨーク在住。今のうちに母と旅行をという相談室(私も)のアドバイスで伊豆に行ったが両親ともに体調をくずし大変だった、と。
2012 ベストユーザーさん(乳がん脳転移)、いつもスタッフへの感謝を口にされ、来るのが楽しみとまで言われる。「ここには書店ではみつからないいい本があります」と繰り返し言われる。
2012 点滴をひっぱって19歳の青年。退屈で。「ブラックジャックによろしく」1~3巻を30分で読了。お昼になったので4~6巻を貸出
2012 野球少年とお母さん、弟さん来室。すてきな家族だ。
2012 陶芸をなさる肺がんの男性、カラオケのレパートリーという石原裕次郎のCDをかける。
2012 ボランティアの女性、季節ごとに自作の切り絵の額を貸し出してくださる。
2012 「どこかで春が・・・」のを病院に寄贈された肺がん男性、今も次々書いています、と言われた。
2012 折り紙氏、2つのがんと心臓、前立腺の障害をかかえておられる。とはいえ、ジーパンが似合う体型は78歳には見えない。
2012 ご主人が肺がん、緩和をすすめられショック。代替医療や先進医療へと心が揺れるという奥様。
2012 乳がんの女性、毎年欠かさず検診していた。その合間に自分で早期がんを発見し、即、受診。「私、怖がりなので・・」と。
2012 通路からのぞいて「病気の本ばっかり?」(多数)
2012 入院男性「自分の内視鏡検査のデータが見たい」と。(この希望少なくない)
2012 4月に膵がんの可能性を告げられた70代女性。「その時は経過観察を選んだ。昨日の検査でも変化はなく2カ月後に詳しい検査の予定。腹痛があり、白黒はっきりさせたい気持ちもある。婦人科、内科を受診した。不安をできるだけクリアにして2か月後の検査に臨みたい。その時は自分の気持ちや考えを医師にしっかり伝え質問したい」と。
2012 車椅子レディー、リンパ浮腫が辛い。治療費もかさむ。今後の在宅療養も不安。『リンパ浮腫の本』と『もしあなたががんになったら』を貸出。朝ドラの話をする。「少し気分が変わりました」と言われた。
2012 母と娘。病院ランキング本の所蔵をおたずね。お母さんは書店と思われたようだ。
2012 待ち時間に「主人は病気について知ろうとしませんが、覚悟は固まっているようです」と奥様。
2012 大腸がんの女性、CT検査の放射線被ばくが心配。なにか症状が出るたびに転移の不安が。「その都度、医師にかかって徐々に利口になりました」と。「ぐつが悪い」の一言でもしやと思ったらやっぱり司書と同じ山口県出身の方だった。
2012 19歳の肺がんの青年、抗がん剤で入院中。治療までの経緯、剣道(初段)の話、オリンピックの話など。スキンヘッドがよく似合う。「自分でも気にいっている。友だちの評判もいい」と。すてきな若者。
2012 夫の検査まちの女性「30年前、私もここの患者でした」。センターの庭でみつけたという四葉のクローバーをいただいた。
2012 野球少年のママ、今週入院して抗がん剤治療を終了。「週末には一時帰宅してオープンキャンパスに行きます」
2012 50代男性「初めて来ましたが、よく集めてありますね、貸出もしていただけるのですか」と。
2012 剣道青年、抗がん剤治療中、点滴台をひっぱって来室。「ブラック・ジャックによろしく」を閲覧。オリンピックの話をする。
2012 野球少年、おかあさんと。メッセージノートにすてきな一文を書いてくださった。
2012 ママ(患者さん)とぼうやとおばあちゃん、短い滞在。
2012 乳がん1年後診察の方「忙しくして不安をまぎらわしている。各種パイプ(原発でも使う)を作る工場で責任ある立場にいる」。原発の話にも及んだ。
2012 70代の女性「通院が長いのでいつも利用させてもらっている。いい本がたくさんあり、知らないのはもったいない」と。(多数)
2012 乳がん定期診察の女性、再建手術の本と写真集『いのちの乳房』を閲覧「保険適応になったら受けてみたい」ジャスミンの花をいただいた。
2012 緊急入院になった男性(52歳)肺がんが転移。インターネット閲覧。厳しい状況をたんたんと語られる。何かお役にたちたいと思う。
2012 膀胱検査の結果待ちの女性、5年前に進行がんを克服した。「なるようにしかならない」と。
2012 ご主人が在宅、お父様が入院中の女性、それでも「私はがんで死にたい」と言われる。
2012 若い入院女性「がんの本ばかり、見るのが怖い」とすぐに退室。
2012 父が手術の最中。「ここで過ごしていいですか」という男性。
2012 息子に案内されて来室の入院女性。息子さんが『死の声』抜粋のコピーを持ち帰り
2012 50代肺がん男性「痛みのコントロールに悩む。在宅に移行したいのだが。目の痛みもあるのでインターネットもつらい」
2012 肺がん転移の女性、MRI検査の前に。こどもたち3人は仕事が決まり独立した。活字を読むのがつらいのでと絵本を閲覧。ウォーキングができなくなったのが辛い。
2012 入院女性(70代)点滴台をひっぱって。「当初は病気の本を読んでいたけど、今はいらない。旅の本はない?」8歳で満州から引き揚げてきた。私の「お父さん、死なないで」の一言で父もいっしょに帰った。この体験を8歳の孫に言い残したい。
2012 大腸内視鏡検査の方の質問。「ここの本、全部読んだの?」「こういう本見てるとちょっとしたことでもがんかも、と心配にならない?
2012 50代肺がん男性。杖をつきながら。痛みどめと眠気のコントロールに悩む。眠くて動けない。お気の毒でならない。
2012 肺がん男性「外出許可をもらって退職の手続きのため幕張の勤め先に行ってきます」淡々と言われる。
2012 50代の乳がん溌剌女性。悩みは長いホルモン治療とダイエット。
2012 書店で働く女性「入院していた主人が亡くなりました。脳腫瘍の父は今日こちらに入院になりました」と。
2012 大腸内視鏡検査を待つ70代女性二人、会話の中で、お二人ともご主人が悪性リンパ腫であることがわかった。
2012 肺がん男性、在宅に移行する。これから新しい治療に費やすかニュージーランドに行くか迷っている、と。
2012 肺がん男性にニュージーランドのわけを聞く。若い時から行きたかったと。
2012 入院男性につきそう妻。本に目をおとす後姿に不安がにじむ。
2012 大腸がんの男性、手術して5年目。初診のときポケットのたばこをみた先生から「たばこを吸う患者はみない」と言われ、帰りに外来のゴミ箱にすてた。それ以来たばこはやめたが酒の量は増えた。
2012 前立腺がん5年目の男性「難治と言われたが、腫瘍マーカーは下がり続け、医師からは奇跡と言われた」と。
2012 ベストユーザーさん「家で孑孑(ぼうふら)とおしゃべりする。寒さで多くが死んだが7匹残っている。弱っていじらしい。私の血を吸わせてやりたい」と。
2012 脳腫瘍の女性(30~40)「子供たちは施設にあずけている。悲しくなるのでおみまいには来させない
2012 先日大腸がんでご主人を亡くされた書店勤務の女性。「脳腫瘍の父を在宅で看ているが、ターミナルについて悩んでいる。つきっきりの母の気持を思うと・・・」帰り際に「昨日は亡くなった主人の誕生日でした」とポツリ。
2012 乳がん定期診察。ご夫婦で。元高校教諭。「がんになって早期退職したが、悔いはない。今はイタリア歌曲を習っている。楽しい
2012 妻が入院中。自分は人間ドックで異常なし。「妻が家族全員の病気を一手に引き受けてくれているみたいです
2013 脳腫瘍の女の子のママ。「あの子は特別な子です。今の時間が貴重と思えるようになったが、でもつらい」と。
2013 乳がん手術後10年の高校教師「今日は患者卒業の日。主治医への感謝を手紙にして渡します」。診察が終わり、「卒業できました、ありがとうございました」と。
2013 通路でX線検査室を探す入院中の若い女性。案内ついでににとな文庫も。「連休明けに乳がん手術の予定。親友の乳がんにずっとつきあってきたので、不安も疑問もない。子どもは母がみてくれている。朝食から焼き魚を食べられるなんてうれしい。ゆっくりできるのは今日くらいなので、スターバックスで一人ケーキを食べた」絵本を4冊貸出。
2013 60代女性、ラックの『死の声』のコピーを室内でごらんになる。「にとな文庫通信」を読んでくださったようだ。
2013 40才の入院男性「病気になって自分が変わったと思う」としみじみ。。
2013 子宮がん定期診察のおなじみの方、異常なしでコーヒーで祝杯
2013 四重苦の乳がん女性。同室だった若い女性と温泉の入り方や背中の痛みなどの体験を交換
2013 制度や連携の助けを借りてご主人を在宅で看取る決心をしたという奥様「主人は帰りたかったのに、私に遠慮していたようだ、自宅は主人と二人だが、息子や友人の支えがあるのでがんばれそう」大岩先生の本を貸出。
2013 腎がんの女性。痛みで受診したが、症状の伝え方に悩む。「痛みのチェックシート」に記入して持参しては、とアドバイス。さっそく記入。
2013 入院女性「病気の本は読みたくないけど、気分転換にまたきます」と。
2013 夫が悪性リンパ腫。「免疫を上げる方法は?」(よくある質問)「笑うことと感動すること」をすすめる。
2013 小5のミニスカートの女の子、おじいちゃんに付き添いのおばあちゃんと。お気に入りの絵本『ねえ、どれがいい?』をみつけてうれしそう。
2013 ママが治療中、パパと小学生のおにいちゃん2人と4歳の女の子と。
2013 60代の外来男性、エンディングノートを買って記入を始めた。「エンディングというネーミングは不適切。<死までのスタート>です」と言われる。
2013 授乳中に乳がんがみつかったママ、抗がん剤で小さくしてから手術。パパと3歳の女の子がしっかり支えている。
2013 先日みえた大腸がんの女性「食事がとれず退院がのびてしまった、帰っても一人暮らしだから心細い」と。
2013 大腸がん術前の女性。「説明は納得したが、手術してみなければわからない、という不安がつきまとい、本を読む勇気が出ない
2013 肺がんターミナルの男性「自宅にもどっていたが再入院になった。もう治療はしないので、また自宅に帰るつもり」と。
2013 放射線治療が終了した男性「腰の持病があり治療がつらかった。これからは抗がん剤治療。それにしてもよい病院にめぐりあってよかった」と。
2013 うつの資料を持ち帰りの女性「がんよりもうつの方がつらい、再発も転移もないのにこんなで申し訳ない。まわりに迷惑をかけずに消え失せたい」と。精神腫瘍科、漢方外来にもかかられている。
2013 夫につきそって、70代のご夫婦。「死の経験は聞けないしね・・・」と夫はしみじみ。「愛言葉」のスライドショーをごらんになる。
2013 女性患者さん、ぬいぐるみをプレゼントしてくださる。
2013 大腸内視鏡検査待ちの間、2時間ばかりにとな文庫で資料を広げてご自分の仕事をする女性。
2013 ベストユーザーさん「痛みが辛くて心が折れそう」それでも「主治医の先生への感謝は言い尽くせません、この病院が大好きです」と言われる。精神腫瘍科を受診する予定、と。
2013 ベストユーザーさん「主治医の思いやりのあることばと薬で3ヶ月の命をプレゼントされました。精神腫瘍科で心の痛みを吐きだせたのもよかったです。にとな文庫の本も支えになっています」と言われた。
2013 数年前、ジュディーコリンズのCDを貸したお礼にビートルズのCDをくださった奥様。今日はご主人の定期診察。通路で声をかけてくださったが、不安げなご様子。
2013 胃がんで入院の男性、奥様と。図書タイトルをメモする夫に「先生にまかせておけばいいのよ」と奥様。
2013 入院女性「1階まで来てうろうろしてたら図書室をみつけた。こういう場所があるなんて知らなかった、また来ます」と。
2013 明日が手術の腎がんの男性。「借りていた本がとても役にたちました」と言うためだけにのぞいてくださった。
2013 患者さんを探して新人医師が来室。
2013 肺がんでインターフェロン治療中の男性。治療費がかさむのが心配と。
2013 野球少年、お母さんと弟さんと。大学入学が決まった。教師を目指す。「にとなメッセージノート」に今の気持を記入。がんばれ!
2013 赤毛のアン友だちのお一人。5年目診察に。次回から連携病院へ。アン友だちとはメールでやりとりしている。
2013 外来男性「再発予防の治験を受けているが、プラシボだったらと気になる。がん再発を防ぐ方法が書いてある本はないの?」(よくある質問)
2013 そろそろ人間商売辞めたいのに医者も商売だからついつい乗せられて、余命3年と言われたが7年生きた。だまされた(笑)死の恐怖はまったくない」という素敵な初老男性。「いっそのこと10年がんばってiPS細胞の応用を見届けたら?」と話す。
2013 検査待ちの母が読めそうな、大きな字の本はありませんか?という優しそうな娘さん。
2013 「すごいな」を連発する60~70代男性。書架の前にいすを寄せて次々閲覧される。
2013 「人間商売やめたい」の男性の名言再び。「痛い、苦しい、吐き気がするときは医者になんとかしてもらえばいい。ナースや廻りの人に望むのは、簡単な動作(たとえば早く動くとか起き上がるとか)ができないことに対して寛容になって助けて欲しいということ
2013 夫(肺がん)のMRIを待つ奥様「仕事一筋で家にいなかった夫と今はいつも一緒で、疲れます」と。
2013 子宮がんの女性、自分のことより母の認知症が心配
2013 夫が肝がん、食事に苦労している。「主人は魚をおろせるし、黒酢を作ったり買い物も自分でします」「いっそ料理もおまかせしたら?」と言ってみた。
2013 毛糸帽の紳士、再発率が高い肺がんで経過観察中。心の持ち方に悩む。(多くの人の共通の悩み)2冊選ばれて貸出。
2013 目を合わせた瞬間でウェルカムの気持は測れる」という鋭い指摘。(60代男性)多分に習慣付けもあるかも知れない。スターバックスの店員さんから学ぼう。
2013 通路からめずらしそうにのぞく家族(この光景たびたび)
2013 外来女性(乳がん、70代)「15年前に片方、4年前にもう片方に再発。姪2人も乳がん。家族性だと思う(調べてはいないが)娘(40代)が心配だが、本人は忙しくしていて気にかけてくれない
2013 夫の検査待ちのショートカットの奥様(70代)「夫が暗くなって治療に向かう元気もなく食事もとらない、私と正反対の性格で困るわ」と。帰り際に「しゃべったらスッキリしました、また来ます」
2013 大腸は切った、次は胃だよ」医師からあっさり言われたと苦笑いの入院男性。
2013 相談室ナース、40代の車椅子の女性を案内して。「気持ちが上向く本」と言われる(この要望は多い)闘病記は読むのが辛い、と。『困っているひと』をすすめてみたが・・・
2013 子宮がんで入院中の女性(40代)も気分が上向く本がお望み。ピアノを教えている。書くことも好き。「にとな文庫通信」をさしあげる。後にメッセージノートに書き込んでくださった。
2013 60代外来女性、調理師で料理は大好き。センターの病院食を最大級に褒めてくださった。「レシピ本も入手したい
2013 肺がん・大腸がんの男性(60代)PET検査で反応ある部分(正体不明)が。半年後のPETの変化を見ることに。その間の不安が辛い、と。
2013 人間ドッグで食道がんがみつかり早期に手術。すっかり元にもどったと思っている夫にここの本の中の一文「手術した体は元どおりになるのではない、作りかえられるのである」を読ませたい、と奥様。
2013 整形に入院中の息子が再手術になった。「子どもはどんな状況でも成長する、我が子ながら偉い」と話され、少しばかり気分を変えて帰られた。
2013 主人が主治医から、“今、この病気になってどんなお気持ですか” と聞かれて、すごく喜んでるの」と話す奥様もうれしそう。
2013 乳がん脳転移のベストユーザーさん、主治医への感謝を繰り返し語られる。「悪い情報でも先生からなら受け入れることができます」と。
2013 検査につきそいの一家、おばあちゃん、パパ、ママ、女の子、赤ちゃん。
2013 食の本を返却の男性「蘇我から歩いてきた。45分。雨だったので本が濡れないようにビニールに包んできました」と。旧がんハンドブックと旧インフォームド本をお持ち帰り。
2013 40代女性(家族)情報本を数冊閲覧。退室時に「病室でも読めますか、何時まで開いていますか」と笑顔でたずねられた。
2013 乳がんの女性、外来でご近所さんとはちあわせ。子どもが同級生同志だが、お互いにがんであることは知らなかったそうだ。
2013 ヤブ歩き氏(登山で藪歩きがお得意)「ICUに2週間入っていたら歩けなくなった。お許しをもらってやっと来ました」と。
2013 子宮がん定期診察(1年ぶりのCT)の女性「同居している義母が乳がん体験者で理解があってよかった」診察が終わると毎回寄ってくださる。
2013 一家で。ママが患者さん。パパ、小学低学年のおにいちゃん2人と4歳くらいの女の子。ママを待ちながらお絵かきなど。
2013 ヤブ歩き氏、今日はならし退院。「がんになってプラスマイナスあったが、プラスが多いかも。息子を見直した
2013 ヤブ歩き氏「一時退院して自宅の段差てすりなど確認できてよかった。『住宅改修モデル100』が役立ちました」奥様とのなれそめを語られる。「まあまあいい人生だったかな
2013 入院女性、甲状線腫瘍の本を求めて「ヨウ素を扱う仕事をしている。関係があるか知りたくて」医師に仕事のことを話すことをすすめた。
2013 良性腫瘍の男性「手術したがその後も腫瘍が増大、医師は放置をすすめるが、不安。腫瘍を小さくする(代替療法?)はないか」
2013 右腕切断の女性、車を運転してこられた。入院中は文字を書く練習をした。「病院内あるいは近くにカラオケがあればうれしい。呼吸法や整形術後のリハビリになるでしょ?
2013 乳がん術後1年診察の39歳女性「子どもはあきらめることになったが、気持の持ち方はバージョンアップしたと思う
2013 ママと女の子2人、待ちくたびれてうろうろ。
2013 希少腫瘍の女性(30代)車椅子で。相馬の出身で震災で避難中に発病。良性だが、大手術になった。リハビリが必要で1ヶ月入院している。
2013 車椅子のおじいちゃんとママとい小学生の坊や「おじいちゃん、読みたい本ない?」とやさしい。
2013 夏休みのせいか、子ども連れの家族が目立つ。
2013 ママのお見舞いの小学生の兄弟。夏休みの課題の読書に取り組むも30分で限界。
2013 次回から連携病院になる。にとな文庫に来られなくなるのがさびしい」と外来男性。
2013 70代入院男性(夏期休室の前に)「来週は休みなの?残念だなあ」ホノルルマラソンを6時間で完走の経験者。心配は尿漏れ。「筋肉を鍛えなくちゃ」と。
2013 術後5年目の診察の70代女性、ショートカットがなじむようになりました。よくお似合い。
2013 お孫さん(ハーフの10歳くらいの女の子)おじいちゃんの検査を待つおばあちゃんに絵本を読んであげていた。
2013 よく新聞に載っている本で、自分で買うまでもない本がここにあるといいな、という男性。(この意見は2人目だが、潜在的な要望かも)とはいえ、頑固に選書方針をお話しする。
2013 入院男性、情報本を手に「こういう本は気が滅入る」といいつつ、小1時間閲覧。コーヒーサービス。
2013 2年前に頭頸部手術をした女性「ナースの声かけがうれしかった。この病院でこのナースに出会えてラッキーだった」と。
2013 肺がんの男性「抗がん剤の本ある?見たくないけどね」と言いつつ1時間。
2013 何から読んでいいのか、という男性。ふだん本になじんでいない人は戸惑うようだ。先日の「がん患者大集合」では情報入手の方法は①インターネット②本・雑誌だった。
2013 乳がん再建の女性、退院。ご主人がブーケを持ってお迎えに
2013 診療待ちの乳がん女性「こういう場所があるのは心強いですね
2013 膵がんの男性、放射線治療中、今日で22回目。血糖値の急上昇で膵がんが発見されたとのこと。糖尿病と関係があると教えていただいた。
2013 前立腺がん転移の男性「知識は光」と言われた。「垣添先生の『前立腺で死なないために』はいい本です」と。
2013 検査待ち、外来待ちにふらりと立ち寄る人があいかわらず多い。ためらいがちに本を手にとられる様子に不安が伝わる。
2013 あさって手術予定の50代男性。葬儀社にお勤めとか。そのことはここでは話していません、営業活動になりますから、とにっこり。
2013 男性患者さん「何の本を読んだらいいのか、そもそも読みたいのか、読みたくないのかもわからない
2013 漫画『リアル』を借りに来られたお母さん。入院中の娘さんが及川さんと同じ高校の後輩とのこと。色紙や写真を見て喜ばれた。及川さんのエッセイを進呈。
2013 80代のご夫婦。ソファーでならんで。「ここにはいい本があるねえ
2013 27歳入院男性、肩の腫瘍をとった(良性)余裕の見学。「入院してみていろんな人がいてびっくりした」と。
2013 膵がんの女性、検査結果セーフ。がんサポートで読んだ、抗がん剤の効き目が人によって違うことについて主治医にたずねた「そのとおりです。あなたは効きました」と言われた。
2013 サロンに参加しておられた腎がんの男性、定期診察に。職場復帰はまだ。1歳半の子どもの育児をしている。マラソンを始めた。10キロ完走。フルマラソンを目指している。仕事人間だった病気前には考えられもしなかった。ここで借りた闘病記の一節がきっかけ。「元気になるために走り出したのではない、走っていたら元気になった。がんになって違う景色が見え始めた
2013 ここで受験勉強してもいいですか?」というお母さん。追って、お父さんと受験生のお嬢さん来室。
2013 『死ぬときに後悔すること』を貸出された入院男性、「したいことはトワイライトエクスプレスに乗ることと四国へのお遍路をもう一回すること」前に行ったときの話しをうかがう。
2013 ヤブ歩き氏が亡くなった。奥様が来られて「にとな文庫に来るのが気晴らしになっていました」と言われた。
2013 腎がんの女性、検査待ちに来室「私よりも主人の方が動揺しています」と。
2013 乳がん術前の40代女性「全摘の予定で再建の希望を聞かれた。情報がなく迷っている。自分のことじゃないみたい、実感がわかない」と言われる。「一番心配なのお金と仕事のこと
2013 このセンターで一番偉い人は誰?」と聞く男性患者さん。
2013 お遍路氏、淡々とがん体験を語られる「夫婦間で病気のことはあまり話さないが、お互いに察していると思う。来年は東北の祭りツァーに行きたい
2014 高3の娘さんが骨肉腫のお母さん「情報よりも助けが欲しい」と。
2014 入院女性(40代)「本の匂いが便意を促すので」と来室。
2014 前立腺がんで入院中の男性と看護実習生、楽しそうにおしゃべりする様子は父娘のようだ。
2014 乳がんのママを待つ家族(パパ、小二の坊や、3歳の女の子)「妻が乳がんと診断されたのは震災の年だった。授乳中だったので乳腺炎と思われていた。自宅は都内だが、友人のすすめでここにきてよかった」と。
2014 1年前に子宮がんの手術をした。放射線治療22回の副作用がいろいろ出た(骨が硬くなる、便意ががまんできない)今も続いている。今日、主治医から「その後、調子はいかがですか」と始めて聞かれた。(これまで聞かれたことがない)聞いてもらえると言い出せる。