患者図書室挑戦の記録


がん患者さんの名言集 quotations of cancer patients 

*おれはブレーキとアクセルを同時に踏んでいる。
*医者は「どうですか」と聞くけど、どうなってるか知りたいのはこっちだよ。
*たばこはきっぱり止めたが、酒は増えた。酒を飲んでもいいと書いてある本はないかな。
*おれはなにかと運の悪い男だから必ず再発すると思う。だから放射線はそのときのためにとっておく。
*寿命と競争だな。
*治療をほかるか、自分を捨てるか。
*「定年後を二人で楽しもうと思っていた矢先・・・」「でも今でよかったかも・・・」。(夫婦)
*「この経験を生かして」とはあまり言われたくない。好きでなったわけではないから。(少年)
*「乳がんは美しくて賢くていい人がなるのよね」「そうそう」。(乳がん仲間)
*「千の風にのって」は、闘病中に聞くにはつらい歌だ。ユーレイになったような悲しい気持ちになる。
*患者さんから「優しくしていただいてありがとう」と言われた。何もしていないのに・・・。(ナース)
*主人の介護じゃお金にならないわ。(ケアマネ勉強中の奥様)
*思いきったおしゃれができるようになって楽しいわ。(茶髪ロングウイッグの女性)
*看護師さんがいたれりつくせりで、家で女房の顔をみているより快適だよ。
*告知されてすぐ遺言を書いた。毎年更新している。
*がんが治った人の闘病記はないの?。
*治療前に医師に質問すると「そのとおりです」という返事が多く、転移してからは「わからない」の返事が多い。
*ここ(患者図書室)で勉強して医者になるぞ。
*肺がんで生き返り、こんどは胃がんで若返った。
*ナースは美人ぞろい、まったく、マスクがじゃまだよ。
*今日は、とりあえず執行猶予になりました。
*転移を告げられた夫が高級ウィスキーを買ってきた。
*エンディングというネーミングは不適切。死までのスタートです。
*そろそろ人間商売辞めたいのに、医者も商売だからついつい乗せられた。余命3年と言われたが7年生きた。
*子どもはどんな状況でも成長する。我が子ながら偉い。
*妻が家族全員の病気を一手に引き受けてくれているみたいです。
*主人が主治医から「今、この病気になってどんなお気持ですか」と聞かれてすごく喜んでいる。
*がんになってプラスマイナスあったが、プラスが多いかも。息子を見直した。
*何の本を読んだらいいのか、そもそも読みたいのか、読みたくないのかもわからない。
*どの本を読んでもがんになった原因が書いてない、先生に聞いてもわからないという。
*がんよりもうつの方がつらい、再発も転移もないのにこんなで申し訳ない。
*目を合わせた瞬間でウェルカムの気持は測れる。
*このまま低空飛行でいければいいのだけど。
*まあまあいい人生だったかな。
*入院中落ち込んでいたとき、病室の子どもを見て心の底から代わってあげたい、と思った。それが転機になり気持ちが変わった。
*老若男女や職業・身分に関係なく心が通い、病室で他の患者さんから頼られるのがうれしかった。思ってもみなかった交流ができた。