一般市民も使える医学図書館
付:公共図書館の試み
このサイトは追加・更新を終了しました。ご利用いただきありがとうございました。2023.2.22
作成:下原 康子 康子の小窓
開設:2014.10.14
このサイトは、元医学図書館員が、主に患者・家族の視点から、医学図書館を通して活用できる情報資源を一般の方も利用できるようにと願って作成しています。 対象機関は「日本医学図書館協会会員館一覧」を参照させていただきました。各機関のホームページ(のみ)から 一般利用者の受け入れ状況を調べて表にしました。 ご意見・ご指摘、情報などいただけると幸いです。 @ 一般利用者の受け入れ ◎ 閲覧・貸出許可 ○ 閲覧許可 △ 制限あり(医療関係者に限定/公共図書館発行の紹介状持参 等) A 「学外者利用案内」にリンクをはりました。また「特記すべきサービス」(サイト作成者独自の選定)に、★を表示しました。 B 大学病院内に開設されている患者が利用できる図書室 ●いずれの機関も学術に関わる調査・研究及び学習を目的とする利用に限り、座席のみの使用は禁じています。 ●新型コロナ対応:多くの機関が、学生、教職員らへのリモートサービスの強化を行っています。 ●新型コロナ対応:多くの機関で学外者利用の休止や制限を行っています。 注 記 ●歯科や看護・医療・福祉関連の大学の中にも図書館を地域に公開しているところが多数あります。 ●各図書館はOPAC(蔵書検索システム)をインターネットで提供しています。事前に著者・書名などで所在を確認した上で利用することを勧めています。 ●多くの大学が機関リポジトリを図書館のホームページで公開しています。機関リポジトリではインターネット上で学術論文全文が公開されており、無料で誰でも制約なく利用(オープンアクセス)できます。●学術機関リポジトリ一覧 ●病院に開設された患者図書室については、●全国の患者図書室リスト(全国患者図書サービス連絡会)をご参照ください。 ●公共図書館の医学・健康情報提供の試み ●医中誌Webを使える公共図書館(医学中央雑誌刊行会) ●国立国会図書館の「図書館向けデジタル化資料送信サービス」 ●日本図書館協会 健康情報委員会 日本の公共図書館における市民への健康情報提供サービスの推進を目的とし、2004年5月に発足しました。 |
国立国会図書館
国立国会図書館サーチ(NDL Search)国立国会図書館をはじめ、全国の公共図書館、公文書館、美術館や学術研究機関等が提供する資料、デジタルコンテンツを統合的に検索できる『知』のアクセスポイント 。
図書館向けデジタル化資料送信サービス 国立国会図書館の承認を受けた公共図書館・大学図書館等が国立国会図書館からデジタル画像を送ってもらい、各図書館の利用者に提供するというサービスです。国立国会図書館サーチ連携拡張に係る実施計画(平成27年3月27日)
公共図書館の医学・医療情報提供の試み
近年、充実した医学・健康情報を届けるために、公共図書館と医療機関が連携しようという動きが広がっています。
当ページでは、医学図書館のHP情報と併せて「公共図書館の試み」に注目していきたいと思います。
病気の情報はまず図書館で 病院連携で専用コーナーも (日経Gooday 30+)
国立がん研究センター『がん情報ギフト』プロジェクト
各公共図書館の試み
北海道立図書館 医療健康情報サービス 闘病記文庫・闘病記資料 の収集に力を入れています。
岩手県立図書館 健康・医療情報ウェブなび 地域に特化した医療情報を紹介しています。
東京都立中央図書館 オンラインデータベース利用案内 Nature, Science, JDream III, CiNii Articles, 医中誌Webが利用できます。
横浜市立図書館 医療・健康情報コーナー 大学や専門機関、区役所と連携し図書館から積極的に発信しています。
埼玉県立図書館 健康・医療情報サービス 埼玉県立久喜図書館の取り組みです。診療ガイドラインの収集、医中誌Webの提供、論文の複写受付など、専門情報の提供を視野に入れたサービスを展開しています。
静岡県立中央図書館 オンラインデータベースについて 医中誌Webを提供しています。
岐阜県図書館 健康医療情報 「健康医療情報リンク集」を作成し、サービスに活用しています。
鳥取県立図書館 医療・健康情報サービス 闘病記文庫、疾患情報の調べ方(PDF資料)を提供。県内各図書館や県立病院図書室に対する試みも紹介されています。
鳥取市立図書館 鳥取市立図書室分室 平成26年6月に鳥取市立病院の図書室が鳥取市立図書館の分室に指定され貸出サービスを行っています。
佐賀県立図書館 好生館分室 佐賀県医療センター好生館の中に佐賀県立図書館分室を開設しています。
長崎市立図書館 医療・健康情報サービス 地域の拠点病院と連携して、無料講座、図書・冊子の収集、ブックリスト作成などを実践しています。