ある医学図書館員の軌跡
佐倉図書室通信 No.161(2006.3)に追加



佐倉病院図書室のあゆみ 1991.8〜2006.3


1991   首相に宮沢喜一郎  自衛隊ペルシャ湾の地雷除去 
1991  8 下原司書 医学部図書館より佐倉図書室に異動
1991  8 ゼロックス、ファクシミリ、PC2台搬入 
1991  8 CD-ROM MEDLINE利用準備完了 
1991  9 佐倉病院開院  
1991   9 佐倉図書室サービス開始 
1991  10 時間外利用受付開始
1991  10 業務用パソコン(NEC-PC9801DA/U2) 搬入 
1991  10 定例 佐倉病院業務連絡会議に出席 以後毎回出席 
1991  10 定例 図書館予算案提出 以後毎年10月に提出
1991  11 定例 図書館運営委員会(医学部図書館)以後毎年2回 出席
1991  11 桐で図書目録入力開始 
1991  11 医学中央雑誌CD-ROM利用開始 
1991  11 JOISとNACSISに接続 
1992   学校週五日制スタート 
1992  1 桐で和雑誌特集記事の入力開始 
1992  2 「病院図書室研究会研修会」で報告:私の図書室「病院図書室機能標準化マニュアル」で採点する
1992  3 定例「佐倉病院図書室運営委員会」開催 以後毎年7月に開催 
1992  4 定例 図書館年次報告佐倉図書室デ−タを医学部図書館に提出(毎年)
1992  4 桐で出納帳の入力開始
1992  4 定例 図書室一括選定図書発注 以後毎年7〜8月に発注
1992  4 定例 病院一括購入図書を発注 以後毎年7〜8月に発注
1992  5 定例 佐倉図書室通信No.1発行(100部)以後毎月始めに発行
1992  6 定例 佐倉図書室通信に毎号「和雑誌特集」を掲載開始 
1992  8 定例 佐倉図書室蔵書点検 以後毎年8月に実施
1992  8 定例 「大学図書館実態調査平成4年度」を医学部図書館経由で提出
1992  10 司書下原が急性肝炎で佐倉病院に入院(医学部図書館より司書派遣)入院を体験して  急性肝炎になって
1993    首相に細川護煕
1993  4 図書室補助員1名勤務開始 
1994    首相に羽田牧・村山富市  
1994  5 JMLA総会に参加(目黒八芳園)
1994  7 定例 「佐倉病院年報 3号」の図書室原稿を提出。以後毎年提出
1994  10 CD-PLUS(ネットワーク版 MEDLINE) サービス開始
1995    阪神淡路大震災 地下鉄サリン事件 
1995  1 佐倉図書室通信で寄稿エッセイ連載開始(最終号まで述べ132名が執筆)最初のテーマは「私の一冊」(全30回)
1995  2 定例 東邦稲垣書店による医学書販売開始。以後毎週木曜日15:00〜17:00
1995   5 立花隆氏より文献検索依頼(麻原彰晃とメシア・コンプレックス関連)楽しんで文献検索
1995  6 司書下原が乳がんで佐倉病院に入院(医学部図書館より司書派遣)医学の進歩が遅くてすみません 杉村隆先生の一言
1995  9 雑誌22誌(和4洋18:1991〜カレント)を2講座6研究室に移管
1996    首相に橋本竜太郎 休日「海の日」設定 
1996 4 杉村学長より「エイズと血友病」の文献検索依頼 
1996  6 ネットワーク用ケーブル取付
1996  11 定例 『日本医薬品集』院内23箇所に配布、以後隔年で購入 
1996  12 レフコン参加:佐久友朗『売血』の紹介 以後毎年1〜2回参加 『売血-若き12人の医学生たちはなぜ闘ったのか』
1997    消費税 5%  
1997   MEDLINEの無料公開開始 
1997   1 〜7月まで「ほすぴたるらいぶらりあん」編集委員長
1997   4 定例 「研修医オリエンテーションプログラム」に参加。以後毎年。
1997  6 佐倉図書室通信で「インターネットサイト紹介」の連載開始(全64) 
1997  6 書架5連設置(クマヒラ)
1997  10  NLM館長リンドバーグ博士講演会(JMLA創立70周年記念)
1998    首相に小渕恵三 
1998 「病院図書室員のためのウェブページ・フォリオ」公開。編集参加
1998   5 病院図書室研究会総会&研修会(亀田クリニック)牧野永城先生講演「病院図書室機能評価について」 
1998  11  佐倉図書室通信の寄稿エッセイ「とっておきの話」開始(全34)
1999    失業者300万人 
1999  1  ProQuest Direct Medical Library Plus 主要300titleのサービス開始
1999  8 「日本赤十字病院図書室担当者協議会研修会」にて講義:医師の研修と図書室 レファレンス上達の秘訣 
1999  9  New PubMed 公開
1999  11 ISIシンポジウム:ユージン・ガーフィールド博士講演「21世紀にむけた日本の研究の飛躍的発展のために(Web of Science を使って)」 
1999   図書室におけるMEDLINE検索の減少が顕著に。 
2000    首相に森喜郎 
2000  2 「EBMリサーチライブラリアンショップ」に参加 
2000  4  佐倉図書室通信にて「こういうときはこの本」の連載開始(全32回)
2000    4  医学部図書館の組織改変
2000  5  学内LANにて「The Cochrane Library」の提供開始
2000  7 洋雑誌バックナンバーを「日本科学会教育研究図書有効活用プロジェクト」に寄贈 以後2004年まで毎年寄贈
2000  8 OCLC First Search の新バージョン(WWW)サービス開始
2000 10 佐倉病院仮設ネットワーク稼動(図書室にルーター設置) 
2000  11 「医中誌Web」佐倉地区にてサービス開始 
2000  12 佐倉図書室通信100号記念特集号 
2001    首相に小泉純一郎 米国で同時多発テロ事件
2001  1 「佐倉病院図書室ホームページ」開設  佐倉病院図書室ホームページ」
2001  4 佐倉図書室通信の寄稿エッセイ「21世紀の風」開始(全12) 
2001  4 医学部図書館から医学メディアセンターに変更。それに伴い「医学メディアセンター佐倉病院図書室」となる。 
2001  4 佐倉病院病理部見学 
2001  5 JIMA研究会で発表「患者と家族が病気について学ぶために」患者と家族が病気について学ぶために
2001  6 佐倉図書室HPのIP不正使用発覚 
2001  7 地域医療者に向けた「学外利用者のための利用の手引き」をHPに掲載 
2002    日朝会談 金正日国防委員長が拉致を認め謝罪  
2002  1 電子メールによる文献複写受付開始 
2002  1 佐倉図書室通信 寄稿エッセイ「忘れえぬ人々」開始(全23) 
2002  1 佐倉図書室通信 「ぶんがくの中のいがく」連載開始(全22) 文学の中の医学
2002    2 図書室レイアウト変更 
2002    2 PubMedに東邦大学専用アイコン導入。電子ジャーナルにストレートにアクセスが可能に。 
2002    2 図書室補助員退職 
2002  3 新図書室補助員勤務開始 
2002   4 学内の相互貸借複写料金を一枚20円に値下げ 
2002   5 東大病院患者学習センター見学  患者図書館の原風景
2002   6 医学メディアセンターにカラーコピー機導入。複写料金は1枚70円
2002   7 図書室ホームページをメディアネットセンターのサーバーに移行 
2002   7 佐倉病院図書室ホームページのアクセスが1万件を突破 
2002   7 平成13年度活動報告:蔵書2529冊、入館者7804人、貸出冊数1313冊、文献申込3938件、HPアクセス数約600/月(図書室運営委員会報告) 
2002   10 PCをすべてグローバルアドレスからローカルアドレスに変更 
2002   11 Web of Science 及び JCR のサービス開始
2002   11 日本医療評価機構主催「EBM研究フォーラム:診療ガイドラインの公開に向けて」参加 
2002   11 千葉地裁主催「医事関連裁判説明会」一宮なほみ裁判長の講演を聴講 
2002    グローバルな視点から日本の保健・医療を考える会(FMJ)のMLに参加 
2003    新型肺炎世界的に流行  
2003    図書室検索システム構築 @所蔵図書 A和雑誌特集 B医療ルネサンス 
2003   2 地域開業医への文献複写受付サービス開始 
2003   2 静岡県立静岡がんセンター「あすなろ図書館」見学 
2003   4 「佐倉病院図書室運営委員会内規」作成 
2003   5 「地域開業医文献複写サービス」の利用者第1号来館 
2003   6 「佐倉病院図書室事故災害対策マニュアル」作成 
2003   7 「佐倉病院図書室運営指針」図書室運営委員会にて承認 
2003  7 平成14年度活動報告:蔵書2770冊、入館者7784人、貸出冊数1234冊、文献申込4255件、HPアクセス数6325 (図書室運営委員会報告) 
2003   9 医中誌Ver3 サービス開始 
2003   9 図書室パソコンにコンピュータウイルス侵入発覚 
2003   9 佐倉病院ネットワーク委員会に「図書室コンピュータウイルス被害報告」を提出 
2003   10 「日本病院会 全国図書研究会」に参加 
2003   10 利用者用共有パソコンに図書データを転送するプログラムを作成 
2003   10 東女「からだ情報館」見学
2003   10 開院以来初の病院各部署図書、講座・研究室図書の蔵書点検 
2003   10 第2回EBM研究フォーラム:「医療情報サービスシステムーMinds」について 
2003  11 佐倉図書室通信で「耳より情報」の連載開始(全17回) 
2003   12 病院機能評価受審のための図書室資料を病院に提出 
2004     拉致家族 蓮池・地村両夫妻の子供5人帰国  
2004   1 病院機能評価受審 図書室訪問あり
2004   1 佐倉図書室通信 寄稿エッセイ「ターニング・ポイント」開始 (全27回) 
2004   3 「がんサポート」記者2名来館 
2004   3 朝日新聞「私の視点」に投稿記事「医学文献の無料公開を」が掲載された。
私の視点 医学文献の無料公開を(PDF)反響&後日談 
2004   4 新研修医制度になり図書室オリエンテーションの持ち時間拡大 医師の研修と図書室 東邦大学佐倉病院図書室の場合
研修医の皆さまに図書室を有効に利用していただくために
2004   4 千葉地方裁判所にて医療訴訟法廷傍聴 
2004  4 『臨床研修医指導医のためのポケットマニュアル2004』にコラム「情報検索の技術の重要性」が掲載された。
2004   5 朝日新聞社主催「図書館フォーラム」で、朝日新聞記事「医学文献の無料公開を」が配布資料に。 
2004   6 佐倉図書室通信のトップページをリニュアル 
2004   7 平成15年度活動報告:蔵書約2948冊、入館者7821人、貸出冊数1147冊、文献申込3846件、HPアクセス数10511(図書室運営委員会報告) 
2004   7 第21回医学情報サービス大会(東京)にて演題発表:医学図書館員の視点から読む『言いたくても言えなかった一言』 医学図書館員の視点から読む『言いたくても言えなかったひとこと (PPT) 発表抄録(PDF)
2004   7 支えあう会αシンポジウム「セカンド・オピニオンー患者と医療者の新たな信頼関係を求めて」に参加
2004   11 書架一連増設(病院支出) 
2004   11 ワクチンソフトインストール 
2004   11 朝日新聞東京本社 科学医療部記者来訪 取材&文献検索レクチャー 
2004   12 利用者用パソコン2台導入(医学メディアセンター予算) 
2005    JR西日本脱線事故で107人死亡  郵政民営化法案成立  
2005  1 朝日新聞に特集記事「賢い患者術」(取材協力) 
2005   1 「臨床研修医ライブラリ」の書架を新設 
2005   3 図書室補助員退職 
2005  3 日本医学図書館協会認定 ヘルスサイエンス情報専門員(上級)取得 
2005   4 新図書室補助員勤務開始
2005   5 医学メディアセンターに「からだのとしょしつ」開設
2005   5 朝日新聞千葉総局記者来訪。「患者図書館関連記事」の取材協力 
2005  6 朝日新聞医療面 連載コラムで佐倉図書室が紹介「支える17:00医学図書館司書 現場に最新の情報を」
支える 17:00 医学図書館司書 現場に最新の情報を(PDF)反響
2005   6 病院図書室研究会設立30年記念大会に参加。 柳田邦男氏講演「闘病を人生の糧に−読むことは生きること」 
2005   7 平成16年度活動報告:蔵書3137冊、入館者7484人、貸出冊数1191冊、文献申込3714件、学外利用者数 来館7名/メールによる文献申込者26名/文献申込184件、HPアクセス数9770(図書室運営委員会報告)
2005   7 千葉地方裁判所にて医療訴訟法廷傍聴 (2度目) 
2005   8 第22回医学情報サービス大会(名古屋)に参加 
2005   9 読売新聞「変えたい医療」で佐倉図書室HP「医学図書館HP一覧」を紹介 
2006    首相に安倍晋三  日銀がゼロ金利を解除 
2006    メディカルオンライン導入 
2006  1 中央社会保険医療協議会の公聴会に参加 
2006   2 小冊子「文献検索 簡単手順」作成 (@医中誌Web APubMed BPubMedのFeatures Bar CPubMedでEBM検索 DWeb of Science EJCR FCochrane Library G電子ジャーナル)
2006   3 佐倉図書室通信No.161(最終号)発行  さようなら ありがとう 佐倉病院